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東京じまん、味自慢

東京じまん、味自慢

春には美しく咲き誇る桜が、日本の首都の風格を感じさせてくれる東京。国際都市TOKYOとして世界にも知られ、日本中、世界中の食が集まる繁華街にはさまざまな飲食店が軒を連ね、行列のできる店の話題にもこと欠きません。完成時には634mになるという墨田区の新名所、東京スカイツリーも注目を集めています。

「東京」の由来

明治元年に「江戸」が「東京府」に改称。それまでの都である西の京都に対し、東の京都という意味と、「京」を都と解釈して東の都という意味があるとされています。1943年に「東京府」「東京市」が廃止されたことにより現在の「東京都」になりました。

都民性の話

三代続けて東京生まれという、いわゆる“江戸っ子”は2割に満たず、それ以外は都外からの流入。都民性として固有のものは少ないともいえますが、強いて云えば、男性は何事にも淡白でクール、でも意外に人情派。女性は気が強くてプライドも高く、堅実な姉御タイプが多いとか。

名物料理

深川丼

季節のあさりをたっぷりどうぞ

深川丼

かつての深川は威勢のよい漁師町でした。漁に出る前や船上で簡単に食事をすませられるよう、味噌汁で煮たあさりをご飯にかけて食べたのが深川丼のはじまりです。

もんじゃ焼き

駄菓子感覚が楽しい下町名物

もんじゃ焼き

ひと昔前の下町の駄菓子も、今では東京名物に。ゆるめの生地に好みの具を合わせ、鉄板の上で焼きます。具材やトッピングもいろいろ、ピリ辛系が人気です。

東京味自慢

江戸前寿司

「にぎりずし」が誕生した江戸時代、江戸の前の海(東京湾)でとれる魚介類を「江戸前」といったことから、あなご、コハダ、貝類などを使った「にぎりずし」を江戸前寿司と呼ぶように。その後、広く「にぎりずし」を指すようになりました。

桜餅

江戸時代、隅田川土手の桜の葉を塩漬けにして使った桜餅が長命寺という寺の門前で売り出されたのが始まり。隅田川の桜と共に名物となりました。

そば

江戸っ子は、そばつゆにそばをさっと少しだけつけてすすり込むのが粋とされ、つゆをたっぷりつけるのは田舎者のすることとされました。

人形焼

文楽人形や七福神の型で焼いたカステラに餡などが入った和菓子。日本橋の人形町が発祥とされます。時代とともに焼き型や餡の種類も変わり、最近では人気のキャラクターの型にカスタードやチョコクリームが入ったものも。

東京スカイツリー

2011年末に完成予定。すでに関連のスイーツなどが続々発売され、周辺の商店街でもツリーをかたどった「スカイツリー丼」などが登場。

原宿のクレープ

クレープとは牛乳・卵・小麦粉・砂糖を混ぜた生地を薄くのばして焼いたもの。1980年前後はフルーツや生クリームをはさんだクレープを食べながら原宿・竹下通りを歩くのが流行しました。