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日本全国 漬けもの自慢

日本の漬けものは多種多様で、「漬床」「漬液」の種類によって分けることができます。
ざっと見渡しても、手軽な「塩漬」から、「味噌漬」「もろみ漬」「醤油漬」「酢漬」、「粕漬」、「ぬか漬」、「麹漬」、「辛子漬」などがあります。これらの中で、すべての漬けものの基本形になるのが「塩漬」。そのままで食べるほか、各種の漬物で本漬けに入る前の下漬けに利用されます。
漬けものにも旬があり、地域の気候、漬ける食材や漬け方の種類などにより、漬け込むのに適した時期もかわります

北海道

かぼちゃの甘酢漬け

かぼちゃの甘酢漬け

夏には、かぼちゃの即席漬けがあり、特産の昆布を組み合わせてうま味を補います。

関東

大根の梅酢漬け

大根の梅酢漬け

関東平野は古くから野菜の豊富な地域。この地の漬物の特徴は、塩で短時間下漬けにしたものを、さらに醤油や味噌、梅酢などを利用した調味漬けにするものが多いことです。

中部

きゅうりのしょうゆ漬け

きゅうりのしょうゆ漬け

昔から味噌やもろみ、醤油、酢といった発酵食品の発達した地域で、それらを利用した伝統的な漬物があります。

近畿

梅干し

梅干し

奈良時代より宮中や寺院を中心にして漬物作りが盛んな地域で、種類も豊富です。質量ともに日本一の梅の産地をひかえ、梅を使った漬物「梅干し」や、赤じそを利用した漬物が発達しています。

九州

らっきょうの甘酢漬け

らっきょうの甘酢漬け

温暖な気候の地域で、味噌や醤油、粕、酢などの発酵食品を利用した調味漬けが盛んな地域。調味漬けは短時間で味がしみ込みやすく、気温が高くても保存がきいて味が変わりにくいのが利点です。