旬
貯蔵がきくじゃがいもは1年中出回っていますが、収穫時期は春と秋。
豊富なでんぷん質を含むいも類。フランス語ではポム・ド・テール(地中のりんご)という美しい名前を持つじゃがいもはビタミンC、カリウムも多く含みます。
代表的な粉質系男爵と粘質系メイクイーン以外にも様々な種類があります。キタアカリは粉質で甘みが特徴。インカのめざめは粘質で黄金の肉色。レッドアンデスは粉質で鮮やかな赤の皮色が特徴です。料理にあわせて使い分けると、いろんなおいしさが味わえます。
選び方
選ぶときは、形が良く(凹凸が少ない)、皮が薄くつるりとしてシワや荒れのないもの、色むらのないものがよいでしょう(緑がかったものはえぐみが強いので避けます)。
保存は風通しの良い、涼しい所で。また、有毒物質ソラニンの生成や芽が出るのを防ぐために、日光や室内光に当てないようにしましょう。
料理
皮付きのままゆでたり蒸したりして“いも本来の味”を味わったり、煮物、炒め物、焼き物、揚げ物、汁の実、サラダ、スープなどに。他の食材(とくにたんぱく質が補える食材)との相性がよいので、いっしょに調理すると味の幅が広がり、栄養バランスも良くなります。
粉質の男爵、キタアカリ、アンデスは煮崩れしやすいので、蒸しいも、ベークドポテト、粉ふきいもやマッシュポテト、コロッケ、グラタン、ポタージュなど。粘質のメークインは煮崩れしにくいので、細切りにしてサッとゆでてシャキシャキとした酢の物や和え物など。肉じゃが、シチュー、カレーなどの煮込み料理にも向いています。インカのめざめは煮くずれが少ないので、煮物やお菓子に向き、加熱による褐変も少ないのでフライドポテトなどの揚げものにも向いています。
栄養
主成分はでんぷんで、加熱しても残るビタミンC、体内の塩分バランスの調節にかかせないカリウム、整腸作用に役立つ食物繊維など、穀類と野菜の栄養の特徴を併せ持ちます。エネルギー量はご飯の約半分と低カロリーで、その特徴を上手に生かすと、主菜でも副菜でも、ボリューム感があるわりに低カロリーに抑えることができます。
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