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グリーンアスパラガス

食卓がパッと明るくなる緑色
ポリポリ食感も楽しい人気の野菜

ヨーロッパではすでに紀元前から栽培されていたという「アスパラガス」。ギリシャ語で『新芽』を意味する『アスパラゴス』がその語源とされています。日本には18世紀後半にオランダから観賞用植物として伝えられ、当時は「オランダうど」「西洋うど」などと呼ばれていたそうです。
「アスパラガス」には緑、白、紫色などのさまざまな種類がありますが、国内での主流は「グリーンアスパラガス」。発芽後も日光に当て、自然のままに育てたもので、ポリポリッとした歯ごたえと、独特の風味、ほのかな甘味が楽しめます。
一方、ヨーロッパで春を告げる野菜として愛されているのが「ホワイトアスパラガス」。こちらは発芽後に土をかぶせ、日光が当たらないように育てたもので、独特のほろ苦さが特徴です。

選び方

茎の切り口に変色がなく、乾燥していないものが新鮮です。緑色が濃くツヤがあり、穂先がしまっているもの、茎が太くまっすぐにのびているものを選びましょう。

栄養

アミノ酸の一種で、疲労回復効果があるといわれるアスパラギン酸を多く含みます。また胃酸の分泌を抑えるメチルメチオニンも豊富です。

保存

成長が早く、かたくなりやすい野菜なので、できるだけ早く食べきりましょう。食べきれない場合は湿らせたペーパータオルを切り口に当てて保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存を。

料理の基本辞典