レタス
ゆでたり炒めたり、加熱調理もおすすめ
シャキシャキの歯ごたえを楽しんで
「レタス」の語源はラテン語で〝乳〟を意味するLAC(ラク)。和名の「チシャ」も〝乳草(ちちくさ)〟の略とされており、茎を切ると切り口から白い液体が出てくることに由来しているそうです。
「レタス」といえばサラダの定番野菜のひとつですが、レタスだけのサラダを欧米では「ハネムーンサラダ」と呼ぶのをご存知ですか?〝レタスだけ〟を英語にすると〝レタス・アローン〟。この発音が〝私たちを2人きりにして!〟という意味の〝レット・アス・アローン〟に似ていることから、2人だけになりたい新婚さんにちなんで名づけられたのだとか。なんともシャレのきいたネーミングですよね。
選び方
芯の切り口が白く、葉がみずみずしくツヤとハリがあるものが新鮮です。また、葉の巻きがふんわりとゆるく、持ったときに軽めのものを選ぶとよいでしょう。
栄養
約95%が水分でできています。含有量は多くないものの、ビタミンE、ビタミンC、鉄分、カリウム、食物繊維を含みます。なかでもビタミンEは熱に強く、加熱しても失われにくい性質なので、加熱料理にも適しています。
保存
なるべく早く使いきりましょう。一度に使いきれない場合は外側から葉をはがして使い、残った分は水気をよくきって保存袋かラップで包み、冷蔵庫の野菜室で保存を。芯の部分を取り除き、濡らしたペーパータオルを詰めておくと長持ちします。