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ブロッコリー

ブロッコリーの基本情報

ブロッコリー

おいしいうえに栄養ぎっしり。積極的に食べたい野菜のひとつです。

「ブロッコリー」は、地中海沿岸部を原産地とする野生キャベツを改良して生まれた野菜。すでに古代ローマ時代のイタリアで食されていたといわれ、イタリア語で花や芽、茎の意味をもつ「brocco(ブロッコ)」が語源とされています。長い間イタリアを中心に食べられていた「ブロッコリー」ですが、17世紀頃、ヨーロッパを横断する鉄道の食堂車のメニューに登場したことをきっかけに需要がいっきに拡大。海を越えてアメリカにも伝わり、世界中で愛される野菜になりました。
栄養価の高さでも注目の「ブロッコリー」。こんもりと密集した緑色の小さな粒ひとつひとつが花のつぼみで、その無数のつぼみには開花に必要な栄養がぎっしりとつまっています。ビタミンやミネラルは野菜のなかでもトップクラスの含有量を誇り、たんぱく質も含まれることから、カラダが資本のアスリートにも積極的に取り入れられている野菜です。

選び方

全体に緑色が濃く、つぼみ全体がこんもりとして中央部分が盛りあがっているもの。茎がしっかりと残っていて空洞がなく、切り口がみずみずしいものが新鮮です。

栄養

ビタミンCが豊富で、β-カロテンやビタミンB1、B2、リン、食物繊維を含む緑黄色野菜です。抗酸化作用が期待される成分、スルフォラファンも含まれています。

保存

保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存しましょう。黄色く変色しやすいので、なるべく早く食べきることがおすすめです。また、小房に分けてかためにゆでれば、冷凍保存することも可能です。

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