ホーム > 食べる > 旬の食材 > さつまいも


さつまいも

薩摩藩から全国へと広まった
江戸っ子たちのおやつ

「さつまいも」は中央アメリカが原産地。15世紀の終わりにコロンブスがヨーロッパへと持ち帰り、それが当時植民地であったアフリカやインド、東南アジアに持ち込まれたことで世界中に広がりました。
日本に伝わったのは1600年頃。中国から琉球(沖縄県)、琉球から薩摩藩(鹿児島県)へと伝えられたことから、当時は中国から来たいも「唐いも」や中国名と同じ「甘藷(かんしょ)」と呼ばれていたのだそうです。干ばつに強く育てやすい「さつまいも」は、やがて飢饉による食糧不足を解消する食材として江戸幕府の目にとまり、その栽培を奨励されました。埼玉県川越市はその頃からの名産地。江戸から十三里離れた川越産の焼きいもは、『栗(九里)より(四里)うまい十三里』と大いに人気だったといいます。

選び方

両端があまり細くなく、凹凸のない、なめらかな形のもの。全体がかたくしまり、色ツヤがよく、皮がはげていないものを選びましょう。

栄養

食物繊維のほか、さつまいもにしか含まれないヤラピンという成分も。皮にはポリフェノールの一種、アントシアニンを含みます。

保存

13℃以下での保存は禁物。水気がつくと傷みやすくなるので、新聞紙などに包んで15℃前後の風通しのよい場所で保存しましょう。

料理の基本辞典