彼岸とぼた餅
春分の日、秋分の日を中心にした一週間を彼岸、または彼岸会(ひがんえ)といい、お彼岸の初日を「彼岸の入り」、真ん中である春分(秋分)の日は「お中日(ちゅうにち)」、最終日は「彼岸明け」と呼ばれます。
そもそも彼岸とは、仏教でいう「悟り」の世界、極楽浄土のこと。苦悩や煩悩に満ちた人間の住むこちらの世界(此岸)から、あちらの世界に渡るためには日々、功徳を積まなければならないのです。しかし雑事にまぎれてなかなかできないのなら、せめて年二回、春と秋には実行しましょうというのが、お彼岸法要の本題の意味です。
お中日(春分・秋分)には太陽が真東からのぼって真西に沈むので、夕日を拝むことは西方にある極楽浄土を拝むことにもつながり、特に功徳があると考えられてきました。
お彼岸に「ぼた餅」や「おはぎ」を供える習慣は江戸時代からはじまったとされています。小豆の赤い色が「災難から身を守り、邪気を払う効果がある」からという説、「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、季節の変わり目に小豆・餅米・砂糖をふんだんに使った「ぼた餅」や「おはぎ」で体力をつけるため等、諸説あります。
また、「ぼた餅」と「おはぎ」は今でこそ同じものとされていますが、厳密には「ぼた餅」はこしあん、「おはぎ」は粒あんで、それぞれ春の花「牡丹」と秋の花「萩」に似ていることから、ついた名だとか。
お彼岸のころは、ちょうど気候もよい頃です。手作りの「ぼた餅」とお供えのお花を持って、家族そろってゆっくりお墓参りというのも、気持ちが和むひとときですね。
親子でおはぎ作りに挑戦!
子どもはこねたり、丸めたりが大好き。さぁ、一緒に挑戦してみましょう!

炊き上がったもち米をすりこぎで、粒が残る程度につぶします。

つぶしたもち米を大(65g)と小(35g)に丸めます。

ラップに粒あん(大)を広げ、真ん中にご飯(小)を置きます。

包みこめば粒あんのおはぎの完成。粒あん(小)をご飯(大)で包み、きな粉・青のりをそれぞれまぶせば、きな粉・青のりのおはぎもでき上がり。









