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梅仕事

梅暦の上での入梅は、梅の実が熟する頃をいいます。また、梅雨(つゆ)は、「梅が熟する頃に降る雨」であることから、梅雨と書かれるようになったともいわれます。
年に一度、この時期だけ出回る青梅はまさに旬を感じさせてくれます。旬の梅を、梅干しや梅酒に加工する「梅仕事」。季節感あふれる、昔ながらの言葉です。

梅の選び方・保存方法

昔から「梅酒は梅雨入り前、梅干しは梅雨入り後」といわれます。
梅酒や梅シロップには、大きくてキズがなく、青くて実のかたいものをつかいます。梅干しには、やや黄色く熟しかけたもので、果肉の厚いものを選びます。熟しかけた梅で漬けると、やわらかくおいしい梅干しができます。

梅のおいしい食べ方

未熟な青梅の種子には、アミグダリンという物質が含まれます。これが酵素によって分解されると有害な青酸を生じるため、中毒症状を引き起こします。そのため、普通は生では食べません。
そこで、食べられる状態にして保存します。なかでも、昔からよく作られるのが梅酒や梅干しです。今では、梅シロップ、梅ジャム、砂糖漬け、はちみつ漬けなどもあります。

梅の栄養と特徴

昔から『梅はその日の難逃れ』という諺があり、梅を食べると1日中健康でいられるといわれております。
梅には、酸っぱさのもとであるクエン酸やリンゴ酸、ピルビン酸をはじめとする各種有機酸が豊富です。各種有機酸の相乗効果で疲労回復や肝機能の活性化、食欲増進効果や消化を助けたりします。また、乗り物酔いや吐き気予防、鎮痛緩和効果があります。その他に、血液をサラサラにしたり、免疫機能を活性化させたりもします。

おすすめメニュー

梅酒の作り方

青梅 1kg
氷砂糖 1kg
ホワイトリカー 1.8L(9カップ)

  1. 梅は水洗いし、2〜3時間たっぷりの水に漬けてアクを抜く。
  2. 保存瓶は熱湯をいれ、瓶を回しながら消毒する。
  3. 梅はザルにあけ、竹串でヘタを取り除いて、乾いたふきんで水気を拭き取る。

  1. 瓶に少量のホワイトリカーを入れ、瓶をまわしながら全体を再び消毒する。フタも同様にして消毒する。

  1. 瓶の底に氷砂糖をしき、梅と氷砂糖を交互に入れる。

  1. 氷砂糖と梅を全て入れたらホワイトリカーを注ぐ。

  1. 6.を冷暗所に保存し、ときどき瓶をゆすって濃度を一定にしながら3ヶ月ほどおく。