


ダイエーの第一号店は、1957年、大阪の千林に誕生しました。原点となったのは、創業者の中内㓛氏の戦時中の経験でした。中内㓛氏は戦時中、フィリピンの山中で壮絶な飢えを経験します。そのときの経験から、好きなものをおなかいっぱい食べられることの大切さと幸福さを知り、「飢えのない平和で豊かな社会をつくる」という信念のもと、ダイエーを創業します。以来ダイエーは「よい品をどんどん安く、より豊かな社会を」という理念を掲げ、おいしくて新鮮な食材が人々の手に届くよう、どんな時代も庶民の味方であり続けてきました。
ダイエーは、「ヘルス&ウェルネス」をテーマにした新しい売場づくりや、移動販売によるコミュニケーションの場づくりなど、食を通じて地域を支えるためにさまざまな取り組みを行っています。日々のお買い物を福で満たし、地域にとって欠かせない存在となり、地域とともに成長していくことを目指しています。
食材を買う、食べるだけで終わりではなく、「料理って楽しい」「買い物ってワクワクする」「おいしいものが食べられる」「心と体が健康になる」という4つの価値を届けていくサポートをしています。店頭の情報発信基地「dai-docoro」や、1分見るだけレシピ動画「きちんとキッチン」の配信など、毎日の食卓に楽しさを届ける情報の発信なども行っています。
食べる機会のない食品を集めて有効活用するフードドライブや、保存期間を延ばすための包装方法(スキンパック包装)の開発など、環境改善のためのさまざまな取り組みを行っています。フードドライブは、約9割の店舗で実施しており、「ご家庭で消費されずに残っている未開封かつ賞味期限内の加工食品」のご提供をお客さまに呼びかけ、お寄せいただいた食品を提携しているフードバンク団体などに寄贈しています。
お客さまや地域に“満福”を届けるためには、まずはダイエー社員が“満福”な状態でいることが何より大切です。社員の“満福”のために、福利厚生や研修制度など、いきいきと働ける環境づくりに力を入れています。長く働き続けられる制度や環境が整っていることや、働く人の人柄が入社の決め手になったという社員も多いです。