昔から「食」に興味がありました。単純に食べることが好きというのも理由ですが、「食」が「人々の生活に必要不可欠」なものだというのも大きな理由の一つです。なので、「食」を軸に人々の生活を支えたいという想いでダイエーに入社したことは、私にとってとても自然なことでした。実際、「食」を通じて誰かの人生に関わる仕事はしていて楽しいです。入社当初は同じ店舗に同期がいなくて不安でしたが、担当を超えて話しかけてくれる先輩やパートの皆さんもいて、「お店の全員が協力して仕事をしているんだな」という実感に支えられてきました。

お弁当の製造工程すべてに携わり、計画を練るのが現在の主な仕事です。まずその週にどのお弁当をどのくらいつくるのか決め、発注する材料の個数を計算します。材料が届いたら店内加工をお願いして、完成したお弁当を並べていきます。とはいえ、データから個数を見極めるのは難しいんですよね。曜日や天気、ちょっとした気温なんかでも売れるものって変わってきます。まだ完璧には見抜けませんが、少しずつ売れ行きの違いもわかってきて、ちょうどいい数のお弁当を売ることができた日はやっぱりうれしいですね。

店舗で現場のことをしっかり学び、ゆくゆくは本部で商品開発に携わりたいです。お店に行ったとき、手に取りたいと思えるものがある。そんなお客さまの喜びを実現できる社員になるのが将来的な目標です。現場の状況を知らないまま本部に異動しても、実際にお客さまが求めるものはつくれないと考えています。今はもっと経験を積んで、何が求められるのかを知ってから次のステップに進みたいです。

イベントを開催予定だというお客さまから「大量の焼きそばが必要なので用意してくれないか」という注文がありました。開催日時もかなり差し迫っていて、ほかのお店では断られたそうです。なんとかしようと注文を引き受け、どうにか希望された個数の焼きそばを提供できました。主催のお客さまも安心していましたし、何より「食」を通じてそのイベントも盛り上げられたのが本当にうれしかったですね。大きな達成感を覚えたエピソードです。

説明会の採用担当者さんのお話がとても丁寧で、そこでまずダイエーに興味を持ちました。実際にお店を見学してもその印象は変わらず、どんなお客さまでも歓迎するような温かい空気感に驚かされましたね。説明会の説明と現場の雰囲気にギャップがなかったのが安心感の理由だったのかな。「選考を受けるべきか」という相談に、現場の社員さんは「チャレンジしたい姿勢は大切にすべき」と優しく背中を押してくれました。それをきっかけに選考を受け、無事に入社できました。あのときいただいたアドバイスは、今の自分にもつながっているように感じます。

現在はデイリー課の主任として、売場の管理を担当しています。品出しや棚替え、発注の設定が主な仕事です。売上を分析し、商品の個数や配置場所を考える。計画通りに商品が売れたときはやっぱりうれしいですが、主任として大変なのがスタッフとのつき合い方です。売場は自分だけでは回せません。無理やり命令しても現場の空気が悪くなるだけなので、信頼関係を築いていくのが一番の近道だと感じています。柔軟なチームワークをいつでも発揮できる、気軽に頼り合える関係性を保っていきたいですね。

入社当時、大型店の主任は雲の上のような存在でしたが、今ではその役職に就くことができました。ですが、商品の知識や人を動かす力など、自分には足りないものがまだまだたくさんあります。ほかのスタッフの手を借りて、感謝の気持ちを忘れずに学んでいこうと思います。ほかの売場と違って、デイリーの商品はあまり日持ちしません。仕入れた商品を売り切れるかは時間との勝負で、そうした状況の中で商品や人員管理を担います。プレッシャーはありますが、「デイリーと言えば蒲野だ」と言われるようなスペシャリストを目指していきたいですね。

新入社員時代、自分は失敗ばかりしていました。そんな自分が主任になれたのは、つきっきりで教えてくれた先輩社員の皆さんのおかげです。だから成長した姿を見せて、先輩方を笑顔にしたいと強く思います。今でも失敗することはあります。でも逃げないで、しっかり苦手なことに向き合って考える。そこから失敗を成長に変え、何度も挑戦する。一人前として振る舞うことがあのときの恩返しになると信じて、これからも努力を重ねていきます。

学生の頃からダイエーのデリカでアルバイトをしていて、「売場をつくるのって楽しいな」と思っていたんですよね。みんなで売場をつくり上げていく時間が本当に大好きで、もっと売場づくりに関わりたいと入社を決意しました。デリカに配属されるか不安でしたが、面談でしっかり意志を伝えたからか、希望通りの配属になってほっとした覚えがあります。配属後は、先輩社員の皆さんが周りを巻き込んで挑戦する姿を間近で見ることができました。そうした姿に憧れ、主任を目指してキャリアを重ねていきましたね。

現在は副店長として、店長とタッグを組んで店舗運営に携わっています。バックオフィスはもちろん、売場のマネジメントも担当領域です。仲間と協力しながら、店舗全体を巻き込んで挑戦できるのが副店長の魅力です。この仕事をする上で大切にしていることは、絶対に自分の思い込みや独断では動かないということ。現場で働くスタッフにしかない視点もあるので、店舗運営では自分から意見を聞き取って回ることを意識しています。日々学びながら、どうしたらお客さまにワクワクしてもらえるかを考え続ける。その姿勢を守り続け、今後も店長と良いお店をつくっていきたいです。

仕事は楽しくやるのが一番。なので、自ら仕事を楽しもうとする人と働きたいです。前向きな気持ちで取り組むからこそ、知識や経験は身に付きます。そうして明るく仕事をしていれば周りも感化され、現場全体が明るくなっていく。スタッフみんなが意欲を持って仕事に励めば、売場にも良い効果が表れる。好循環を生むためにも、まずは目の前の仕事を楽しんでほしいと思っています。

新商品の関東売上実績1位を目標にして、実際に1位を達成したことがあります。もし達成できたら仲間の喜ぶ顔が見られると思い、どうすれば実現できるか社員・パートに関係なく全員で話し合いました。商品の入荷数や設置するPOPなど、具体的に売場の中身を詰めていき、そして迎えた発売日。発売開始からダイナミックに商品を展開！結果、見事に売上実績1位を取ることができました。店舗の売上に貢献できただけじゃなく、スタッフもお客さまも笑顔になったのでとてもうれしかったのを覚えています。