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2018年10月10日 |
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各 位 |
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株式会社ダイエー |
株式会社ダイエー及び株式会社光洋の経営統合ならびに近畿エリアにおける
スーパーマーケット事業の運営の承継に関する基本合意書締結のお知らせ
株式会社ダイエー(以下「ダイエー」)及び株式会社光洋(以下「光洋」)は本日開催の取締役会決議に基づき、イオン株式会社(以下「イオン」)は代表執行役の決定に基づき、2019年3月1日及び2020年3月1日を効力発生日として、近畿エリアにおけるスーパーマーケット(以下「SM」)事業の一部の運営の承継及びダイエーと光洋の経営統合に関する基本合意書を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
1.本経営統合の目的
イオングループでは、2017年12月に、2020年に向けての中期経営方針において「リージョナルシフト」「デジタルシフト」「アジアシフト」、及びそれらに連動する「投資のシフト」の4つをグループの変革の方向性として掲げており、事業を展開するそれぞれの地域・領域でNO.1の集合体を目指しています。
その実現に向けて、SM事業においては、ドラッグストアやコンビニエンスストア、Eコマースなど競争のボーダレス化による競合環境の激化、人口動態やお客さまの生活スタイルの変化、健康志向、低価格志向、即食需要の増加など嗜好の変化等に対応するために、地域ごとに一定以上の規模を有する企業体となり、地域商品の開発、物流、デジタル化への投資を強化し、お客さまへの便利さを提供し続け、最も地域に貢献する企業に成長する必要があります。
このような中、ダイエー及び光洋の完全親会社であるイオンは当該中期経営方針において、SM改革の今後の方向性を示しました。
これを踏まえ、近畿エリアにおいてダイエーと光洋は経営統合を行い、新たな近畿のSM企業として更なる成長を目指します。
ダイエーと光洋は、光洋が有する独自の店づくりや生鮮デリカを中心とする付加価値型商品の展開を通じたブランド力に加え、ダイエーがこれまで培ってきた生産から加工・物流・販売に至るまでのサプライチェーンマネジメントに基づく効率的経営の強みを活かし、近畿エリアで約200店舗となる既存店舗をエリア特性にあわせた店舗活性化を行い、よりお客さまの生活に根差した店舗づくりを目指します。加えて、これらを支えるインフラ機能の強化を図るため、物流機能を再編統合し、新しい店舗網でのサプライチェーンを最適化し、リードタイムの短縮による鮮度改善や物流効率の改善に取り組んでまいります。また、本社機能の集約整理や重複コストの削減、商品原価の低減等を図り、より強固な経営基盤を確立いたします。
また、本経営統合に先立ち、京阪神地区の店舗ドミナンス化を加速させる目的から、マックスバリュ西日本株式会社(以下「MV西日本」)及び株式会社山陽マルナカ(以下「山陽マルナカ」)が近畿エリアで運営する店舗について、山陽マルナカの店舗はダイエーが、MV西日本の店舗は光洋がそれぞれ承継する予定です。
この度の経営統合により、地域に根差した商品やサービスの提供を図り、地域密着型経営を実践することに加え、各社の経営資源・ノウハウを共有してシナジーの最大化を図ることで、従業員が最も働き甲斐を感じ、かつ地元近畿の発展に貢献する企業となると共に、近畿における市場シェアNO.1を目指してまいります。
2.経営統合の方式
2020年3月1日を効力発生日として、ダイエーを吸収合併存続会社、光洋を吸収合併消滅会社とする吸収合併(以下「本合併」)を行う方法により経営統合を進める予定です。
また、本合併に先立ち2019年3月1日を効力発生日として、山陽マルナカの14店舗をダイエーが、MV西日本の8店舗を光洋が、それぞれ承継する予定です。
【承継対象となる店舗】 |
山陽マルナカよりダイエーが承継する店舗(14店舗) |
大阪府 | 住之江店、東大阪店、泉大津店、泉佐野店、大東寺川店、堺店 和泉店、貝塚店、三国店、此花店、摂津店 |
兵庫県 | 西宮店、新在家店 |
奈良県 | 富雄南店 |
MV西日本より光洋が承継する店舗(8店舗) |
兵庫県 | 星陵台店、西宮浜町店、西宮上田店、長田南店、須磨海浜公園駅前店、 東難波店、金楽寺店、塩屋北店 |
【ダイエー及び光洋の会社概要】 |
名称 | 株式会社ダイエー | 株式会社光洋 |
本店所在地 | 神戸市中央区港島中町4丁目1番1号 | 大阪市西区北堀江3丁目12番23号 |
代表者 | 代表取締役社長 近澤 靖英 | 代表取締役社長 平田 炎 |
設立年月日 | 1957年4月10日 | 1973年1月18日 |
株主 | イオン株式会社100% | イオン株式会社100% |
従業員数 | 正社員2,437名(2018年2月末現在) | 正社員1,227名(2018年2月末現在) |
店舗数 | 176店舗(2018年9月末現在) | 75店舗(2018年9月末現在) |
【ダイエー及び光洋の府県別店舗数】 |
(2018年9月末現在) |
大阪府 | 兵庫県 | 京都府 | 奈良県 | 和歌山県 | 滋賀県 | 小 計 | |
ダイエー | 44 | 35 | 10 | 0 | 7 | 1 | 97 |
光 洋 | 47 | 20 | 3 | 4 | 1 | 0 | 75 |
合 計 | 91 | 55 | 13 | 4 | 8 | 1 | 172 |
※ダイエーの関東エリアにおける店舗数は79店舗
3.本経営統合の日程
経営統合の日程は下表の予定です。
2018年10月10日 | 本経営統合に関する基本合意書の締結 |
2019年 3月 1日 | 山陽マルナカの14店舗をダイエーが承継 MV西日本の8店舗を光洋が承継 |
2020年 3月 1日 | 本合併効力発生日 |
4.統合準備委員会及び分科会
本合意書締結後速やかに「統合準備委員会」及び、人事、商品・物流、システム、財務経理、総務などの各分野における分科会を設置し、本経営統合後の体制や統合効果等について検討してまいります。
以上