daiei

60th ANNIVERSARY OUR STORY ダイエーの商品開発ストーリー

Vol.1 「おいしい」といってもらえるサラダへのこだわり

ダイエーのフレッシュサラダ

普段の食生活の中で、「もう一品、野菜が欲しいな」と思うこと、ありますよね?
毎日のくらしをアクティブに楽しみたい、仕事に集中して励みたい。そのために日々の“食”から体調を気づかい栄養バランスの良い食事や野菜の多い食事を心がける方が増えたのではないでしょうか。

ダイエーをご利用いただくお客様も、お惣菜売場でサラダを選ばれる際にフレッシュサラダを選択されるお客様が増え、その構成は10年間で5倍になりました。※当社比

ダイエーのサラダはそんなあなたの食シーンに合わせ、サイズ・具材・食べ方にこだわった、色々なサラダをご用意しています。もちろん、種類だけ豊富でも、おいしさやお買い求めやすさを損なうわけにはいきません。
そこで、ダイエーはお客様に最高のサラダを召し上がっていただくために様々な工夫をしています。

葉物野菜が本来もつ
「パリッ」とした食感のまま
お客様に届けたい

野菜はとにかく鮮度が命です。そのためには、収穫から加工、店頭に並んでお客様に手に取っていただくまでを可能な限り短時間でお届けすること、野菜の繊維を傷めないように扱うこと、そして温度管理に最大の注意を払っています。

産地での収穫から一次加工工場に届くまでの時間は、平均4~5時間。その後、畑の土などを落とす洗浄の工程に入りますが、水圧によって野菜の繊維を傷めないよう、あわ状の特殊な洗浄剤(もちろん、人体には無害です!)でやさしく汚れを落とします。

盛り付けなどの商品化の過程では、作業は冷蔵庫の中と同じ温度で行われ、パック後の各店舗への仕分け場、積み込み後のトラックの内部まで、4~5℃を維持したまま、店舗に配達されます。

プロセスの細やかさが「安心」を
当たり前にする

鮮度はスピードが命ですので、効率的なオペレーションは欠かせません。一方で、効率的であるが故に品質が犠牲になることは絶対にあってはなりません。食品工場に限らず、どんな工場でも基本と言われていますが、使った道具は必ず元の位置に戻す「定物定位」を徹底しています。同じものがいつも同じ場所にあれば、ものがなくなったり異物があった場合に、すぐに気付くことができます。製造ライン付近だけではなく、包丁などの調理器具の収納場所や蛍光灯のような備品・消耗品に至るまで、すべて「定物定位」を保っています。バックヤードにまで手が回らないような状況になるとき、事故が起こりやすくなることを私たちは知っているからです。

作業はすべて機械で行うのではなく、人にしかできない細やかな作業があります。スタッフの着用するユニフォームは、毎日取り換えられクリ―ニングしていますが、数年前に新調した、このユニフォームもお客様の「安心」に一役かっています。

食品の加工スタッフというと、シェフのような白衣にエプロンを想像されるかも知れませんが、私たちは全身を覆う「つなぎ」のようなユニフォームを着用しています。宇宙服をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。足から頭部まで、一体になったナイロン製のユニフォームで全身を覆う事で、身体に付着している繊維などの侵入を大幅に削減することが出来ました。このユニフォームに着替えた後、1分間(皆、タイマーで毎回時間を測っています!)粘着ローラーがけを全身に行い、更にエアシャワーを通って作業場に入ります。

このような様々な効率的かつ丁寧なオペレーションを通して、野菜の持ち味を最大限に保ったまま召し上がっていただけるサラダをお届けしているのです。

進化するお客様の「おいしい」を追い続ける

このようなこだわりを経てダイエーのサラダは作られているのですが、一番大事なのは「おいしくなければ意味がない」ということです。
どんなに目新しい食材を使ったり、健康によい油を使っても、おいしくなければ食べ続けることはできません。サラダに合ったオリジナルドレッシングの開発はもちろんのこと、サラダ担当だけではなく青果や精肉、鮮魚など他部門とも連携を取りながら常に新しいサラダの開発にも取り組んでいます。

また食べ方も生野菜だけではなく、温めていただく温野菜サラダや一品で食事になるサラダボウルなど、冷たいものが苦手な方にも、忙しく働く方にも、様々な食シーンに合わせたサラダを開発し続けています。

20年前、スーパーのサラダといえばポテトサラダやマカロニサラダなどのマヨネーズを使ったサラダが主流でした。
今も永く愛され続けるこれらの定番サラダもお客様のご要望をお伺いしながら、少しずつ改良しています。新しい商品だけではなく、スタンダード商品も時代に合わせて改良していく。60年の歴史を誇るダイエーだからこそ、これまでも、そしてこれからも、協力会社様と一丸となって皆さまの食卓の彩りと健康を願って新しい挑戦を続けていきます。

撮影:ダイエー横浜西口店、ダイエー川崎プロセスセンター、株式会社アルティフーズ(http://www.altyfoods.co.jp/