梅雨の暮らしを快適に
ユウウツな雨の日こそ、ゆっくりアイデア料理!
今年の入梅は6月10日にあたり、この日から約一ヶ月間にわたる梅雨に入ります。実際の梅雨入りには、地域や気候によって差が生じるため、現在では気象庁の「梅雨入り宣言」が目安になっています。気象学が発達していなかった頃は、農作業の都合上、梅雨の時期を定める必要があったため、芒種(今年は6月5日)をすぎた最初の壬(みずのえ)の日が「入梅」の日とされました。壬は陰陽五行説で水の気が強いとされており、水と縁がある日ということで選ばれたようです。
衛生管理、食中毒対策
基本中の基本は、手をよく洗うこと。
帰宅時、調理時、食事前も忘れずに。手や指先が傷ついていたり荒れている場合はとくに気をつけましょう。
台所は清潔に。
包丁やザル、まな板などの調理器具は台所用の中性洗剤でよく洗い、熱湯をかけて消毒、または市販の消毒用スプレーでこまめに消毒しましょう。
(肉や魚などを取り扱った後はていねいに。)
※肉や魚用のまな板と野菜用のまな板を別々に用意すると理想的!
かしこい保存方法
パンは冷凍保存がいちばん。
パンは冷蔵保存するよりも冷凍保存の方が風味が保てておいしくめしあがれます。食パンは1枚ずつ、フランスパンなら1切れずつスライスしてラップに包み、ストックバッグに入れて冷凍します。利用するときには自然解凍、または凍ったままトースターで加熱します。
カレーやシチューなどは、その日のうちに冷凍保存。
カレーなどは1日ねかすとおいしさが増すと言われますが、この時期のカレーやシチューなどは、作ったその日に冷凍保存するのがおすすめです。
冷めたらストックバッグや容器に入れて冷凍します。利用するときには電子レンジで解凍する、または冷蔵庫内で半解凍状態にしてから加熱解凍します。
食中毒予防の3つのポイント!
- 細菌をつけない
手や調理器具は清潔に!! - 細菌を増やさない
高温の場所に食べ物を放置しない! - 細菌をやっつける
食品の中心部までよく加熱しましょう!