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鯛

今も昔も日本人に愛される
縁起のよい魚の代表選手

日本人が古くから食用にしていた魚のひとつ「鯛」。日本最古の歴史書『古事記』にも海幸彦と山幸彦の神話とともに登場し、その名は『日本書紀』や『万葉集』にも残されています。しかし、魚の王様と評されるようになったのは江戸時代以降のこと。武家社会の定着とともに「鯛」の堂々とした姿形が好まれ、さまざまなお祝いの儀式に欠かせないものになりました。江戸時代中期の俳人、横井也有は『人は武士、柱は檜、魚は鯛』と言い、「鯛」を魚の中で最上と絶賛しているほどです。
私たち現代人にもめでたい≠フ語呂合わせで人気の「鯛」。結婚式やお食い初め、大相撲の優勝祝賀会など、お祝いの席に花を添える縁起物です。特に産卵期を迎える春には脂がのって甘味が増し、まさに魚の王様といえるおいしさに。

選び方

目が澄んでいて、全体に締まりがあり、表面に光沢とハリのあるもの。切り身は弾力があり、透明感のあるものを選びましょう。

料理

上品な味わいの白身で、和・洋・中のこだわりなく、さまざまな料理に使えます。あらの部分も骨蒸しやあら炊き、みそ汁などに使えて無駄なくいただけます。

栄養

良質なたんぱく質、ビタミンB1、B2を含みます。DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸も含みます。