おいしいもの、見つけた！
大阪府について
江戸の昔から、長い間にわたって栄え続ける「食」の街、大阪。
B級グルメブームで、おなじみ「粉モン」も大人気！
食に歴史あり。「食い道楽」の街、大阪
江戸時代、大消費地の江戸の需要を担うため、日本中の藩の年貢米や多くの特産物が大阪に運びこまれ、日本中の美味・珍味が各地へ送られたことから「天下の台所」と呼ばれました。食に対するこだわりが強い、「食い道楽」の街としても有名です。
関東と関西の食の違いで、よく「うどん」が引き合いに出されますが、和食の基本ともいえる、かつおと昆布の合わせだしも元々は大阪発のものです。たこ焼き、お好み焼きなど「粉モン」と切っても切れないソースは大阪の「地ソース」として今では人気の大阪みやげです。
見た目にも美しい、こだわりの大阪ずし
江戸前の「にぎりずし」に対し、大阪で発展した箱ずしなどは「大阪ずし」と呼ばれます。
具材を厳選し、味はもちろん、見た目の美しさにもこだわった箱ずしは「二寸六分の懐石」といわれるまでに洗練されたものになりました。
江戸前のように店で食べるのではなく、高級なお弁当として芝居鑑賞や行楽の際に食べられるのも特徴。
同じ「すし」でも、ずいぶんイメージがちがうものですね。
県民性
大阪人は総じてアップテンポでユーモアに富み、外向的。さらに、歩く速度が速い県ランキング1位になるほどせっかちともいわれます。明るく、流行にも敏感で、エネルギッシュな行動派が多いようです。
おすすめ大阪の味
お好み焼き
関西風お好み焼きは、山いもを混ぜ込んだ小麦粉の生地に刻んだキャベツを混ぜて焼くのが特徴。
たこ焼き
何もつけないのが大阪本来の味。冷めてもおいしく、だしがきいたふんわりした生地がクセになります。
キャベツ焼き
大正時代のおやつ「一銭洋食」がアレンジされたシンプルな粉モン料理。たっぷりキャベツを入れて食べざかりのおやつにも。
串カツ
新世界が発祥の地とされ、牛肉や魚介類、野菜を串に刺して衣をまぶして揚げたもの。
いか焼き
小麦粉の生地にいかを入れて焼き、甘辛いソースを塗って食べます。もちもちした食感が楽しい。
きつねうどん
しょうゆと砂糖で甘辛く煮た、うす揚げ（油揚げ）をうどんにのせたもの。コクのあるあっさりしただしが特徴。
