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牡蠣

古今東西の英雄たちも愛した
濃厚なコクとうま味

日本で最も食べられている「牡蠣」を「真牡蠣(まがき)」といい、これからの時季はこの「真牡蠣」のおいしい旬。栄養をたっぷりたくわえて身がつまり、濃厚なうま味が楽しめます。
「牡蠣」は世界各地で食用とされています。歴史上の偉人たちのなかにも牡蠣好きは多く、ローマ帝国の礎を築いたジュリアス・シーザーがイギリス征服に乗りだしたのは、テムズ川河口の良質な「牡蠣」が目当てだったという説も。ナポレオン1世は戦場でも三度の食事のたびに「牡蠣」を食べ、そのせいでフランス沿岸の「牡蠣」が食べ尽くされたともいわれます。日本では戦国武将の武田信玄が愛好家として有名ですが、海のない甲斐の国(現在の山梨県)で本当に「牡蠣」を食べる機会があったのか、その真偽は謎のままです。

選び方

むき身はふっくらと盛りあがってハリがあるもの。白い部分に光沢があり、ひだの黒色がはっきりとしているものを選びましょう。

栄養

たんぱく質、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルをバランスよく含む低脂肪の食材で、"海のミルク"とも呼ばれています。

料理

風味や食感を生かすために、火を通しすぎないように加熱するのが調理のポイントです。フライや天ぷら、炊き込みご飯、鍋物、グラタンなど、さまざまな料理に使えます。

料理の基本辞典