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たら

淡泊ながら、うま味もたっぷり
お鍋の具材としても大活躍

「たら」の種類は日本近海に約90種。そのなかで、一般的に「たら」といえば「真だら」のことを指します。「真だら」は水分が多くやわらかな肉質が特徴で、あっさりとした上品なうま味が楽しめる白身魚。寒さが厳しくなる1〜2月頃に身がしまっておいしくなります。
室町時代の文献には「初雪魚」の名で登場する「たら」。日本では15世紀頃から食べられていたそうで、武士のあいだでは捕らえた後もなかなか死なない活力のある魚≠ニして大変好まれたとか。その年にはじめて獲れた「初たら」は、将軍家への献上品にもなったそうです。

選び方

切り身の場合は、皮が黒く、身が透明感のあるピンク色で、ハリのあるものがおすすめ。肉質がやわらかく身割れしやすいので、扱いに気をつけましょう。

栄養

魚の中ではカロリーや脂肪が少なく、良質なたんぱく質を含みます。また、消化がよく胃腸にやさしい食材です。

料理

あっさりとした淡泊な味わいで、みそやしょうゆ、トマトソースの味つけとよく合います。油やバター、チーズとも相性がよく、焼き物、蒸し物、鍋物、シチュー、グラタン、みそ漬け、ホイル焼き、フライなど、和・洋・中のさまざまな料理に向いている魚です。なかでも昆布と合わせると、その繊細なおいしさが際立ちます。

料理の基本辞典