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乾物辞典 ひじき・高野豆腐

乾物辞典 ひじき・高野豆腐

日本で古くから保存食として親しまれてきた「乾物」。そのおいしさと栄養が、今見直されています。

高野豆腐

豆腐を乾燥させた「高野豆腐」。大豆の栄養がぎっしりつまっています。

 高野山の宿坊の僧が作ったという説や、戦国武将の伊達政宗が兵糧として考案したという言い伝えもある「高野豆腐」。「凍り豆腐」ともいい、古くはかたく水きりした豆腐を厳寒期に軒先につるし、自然凍結と天日乾燥をくりかえして作っていました。現代では冷凍機で凍結させ、乾燥機で乾燥させる機械製法が主流になっています。
 最近では製造方法が進化し、もどさずにそのまま使える手軽なタイプも多く出ています。大きさや形状もさまざまな種類が登場し、お料理の用途や好みに合わせて便利に選べるようになりました。

【栄養】

生の豆腐と同様、大豆を原料としているので、良質の植物性たんぱく質が豊富。脂質やカルシウム、鉄も含みます。

【保存】

乾物のなかでは賞味期限が短め。開封後はニオイがつきやすいので、密閉容器に入れて保存し、なるべく早めに使いきりましょう。

ひじき

カルシウム、鉄、食物繊維などを含む常備しておくと便利な食材です。

 縄文時代の貝塚から発見されたり、平安時代の歌物語「伊勢物語」にも登場するなど、日本で古くから親しまれてきた「ひじき」。おふくろの味の定番ともいえる煮物はもちろん、酢の物、サラダ、かき揚げ、炊き込みご飯など、乾物のなかでも応用範囲が広い食材です。
 「ひじき」は太平洋沿岸に広く分布する海藻の一種で、多くは蒸してから乾燥させて作られています。色が黒いほど良質とされ、光沢があり、パリッとよく乾燥しているものがおすすめ。生ひじきとして市販されているものも、乾物のひじきをもどしたものがほとんどです。

【栄養】

『ひじきを食べると長生きする』といわれるほど栄養豊富。特に多いのはミネラルで、カルシウムと鉄の含有量は海藻類のなかでもトップクラスです。

【保存】

常温で長期保存が可能。開封後の使い残しは、中の見える密閉容器に入れておくと、使い忘れがありません。

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