店舗では外部の専門機関による衛生立入検査を実施し、食品加工場の衛生管理状況や器具の細菌検査をはじめ従業員の手洗い方法や商品の表示内容等を確認し、品質管理の徹底を図っています。
ダイエーでは現在、店全体の食の鮮度と安全性の向上を目指し、「クオリティチェッカー」制度の導入に取り組んでいます。
「クオリティチェッカー」とは、主に「鮮度・衛生・品質」に関して商品や売場のチェックを行い、店舗における食の品質管理向上をサポートする担当者です。
店舗衛生検査は、すべての店舗を対象にした抜き打ち検査のことで、半期毎に実施しています。
検査は消費経済研究所の店舗衛生検査チームに依頼し、チェックリストに基づいた検査を実施、A~Dまでの評価を行っています。
合格点に達しなかった売場については、指導を徹底し、合格するまで何度も再検査が行われています。
衛生管理レベルの構成比は年々改善傾向にあり、今期がもっとも良好な結果。
クオリティチェッカーは以下の2つの視点で商品をチェックしています。
(1)お客様の視点で売場で商品を手にとって確認しています。
(2)商品化する前の原料の日付チェック・管理状況等お客様が見られない部分を確認しています。
食品売場に陳列されている商品の「鮮度」や「消費期限・賞味期限」のチェックを行っています。
写真:柿を実際に手に取り、お客様の立場でチェックし買わないと感じた商品を売場から下げていきます。
作業場内での衛生管理状況・清掃状況をはじめ、加工原材料の品質管理状況などのチェックを行っています。
写真:牛肉の個体識別番号が記録され、売場に出されるまできちんと管理されているかチェックしています。