1月2日、3日は箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)、1920年に始まり今回で第86回を迎えます。暖かい部屋でおせちをつまみながら、ゆっくり観戦するのが恒例という方も多いのではないでしょうか。今や日本のお正月の風物詩のひとつです。
「神奈川」の由来
武蔵国久良岐郡(現在の横浜市神奈川区)で古くから栄えた宿場町「神奈川宿」に由来、横浜開港に伴って安政6年(1859)に「神奈川奉行所」を置いたことから県名になりました。
県民性の話
開放的で民主的、先取的でどんなことも受け入れる一方、個人主義が徹底している都会人。東京に近い立地と、幕末の頃から日本の玄関口として海外の文化をいち早く取り入れてきた歴史が影響しているといわれます。また、海に向かって大きく開け、富士山が近い環境で育まれる、おおらかな一面も。
神奈川のおすすめレシピ
節分に! 根菜たっぷりのあたたかさ
節分といえば、けんちん汁。かつては恵比須講、初午など、冬の多くの行事で食べられていたようです。行事が日常と縁遠くなってしまった結果、節分とけんちん汁の組み合わせが残ったといわれています。
鎌倉にある禅寺の建長寺(けんちょうじ)の高僧が、崩れてしまった豆腐を無駄にせず野菜と煮込んで、精進料理を作ったのが始まり。当初は「建長汁」だったのが次第に「けんちん汁」になったとか。
神奈川味自慢
キンメダイ
主漁場は相模灘周辺から伊豆諸島海域、1年を通して漁獲されています。鍋はもちろん刺身や煮物等もおすすめ
三崎漁港まぐろ
まぐろといえば三崎、三崎といえばまぐろといわれるほどの全国有数のまぐろの本拠地です。
三浦だいこん
江戸時代末期から栽培されている歴史が長い作物。80年代以降青首系品種が主流です。
三浦キャベツ
緑が美しくシャキシャキの食感がおいしい春系のキャベツとして人気、全国屈指の生産量を誇ります。
神奈川名物
小田原の梅・梅干し
鎌倉時代に梅の植樹を奨励したことが始まりとされる小田原の梅。日本の食卓には欠かせない常備食。
小田原のかまぼこ・ちくわ
豊富な鮮魚と箱根水系の良質な水からツヤ、きめの細やかさ、弾力のある練り製品ができあがります。
横浜中華街の中華菓子・中華まんじゅう
中国の菓子をアレンジした新しい菓子、様々な具の中華まんじゅうなど、種類も豊富。