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れんこん

蓮根(れんこん)は蓮の根茎(こんけい)のことです。調理の仕方によってシャキシャキ、モチモチと食感ががらりと変わる楽しい食材です。多くの穴が開いていることから、「見通しがよい」縁起ものとされ、おめでたい席の定番食材でもあります。

選び方

まっすぐに伸び、ふっくらとして節の両端がしまっているもの。切り口が新しく、表面につやがあって傷のないものを選びましょう。

保存

節の場合は、ぬらした新聞紙にくるんでビニール袋かラップに包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。切ったものは水に浸けて冷蔵庫へ。毎日水を取り替え、早めに食べきりましょう。

下処理

料理

空気に触れると切り口が変色しやすいので、すぐに酢水につけるときれいに仕上がります。
特有のシャキシャキした歯ざわりは食欲を増進させてくれるので、火の通し過ぎには注意しましょう。歯ざわりを生かして酢の物や煮物に。
また、よく煮込むとホクホクねっとりした食感が楽しめます。

栄養

根菜の中ではビタミンCが豊富で、主成分であるデンプンが熱によるビタミンCの損失を防ぐので、加熱調理しても効率よくビタミンCが摂れ、冬場の風邪予防に有効です。ビタミンB12、鉄分は貧血予防にも有効です。切り口から糸をひくのは胃や腸の粘膜を保護するムチンによるもの。カリウムと便秘解消に効果のある食物繊維も豊富です。