
ベジブロスってなに?
野菜を調理するたび、どうしても出てしまうのが皮、芯、ヘタ、種などの“野菜のくず”。 これら野菜のくずを煮出して作るだし汁が「ベジブロス」です。野菜ならではのやさしい味わいなので、和食・洋食・中華とあらゆるお料理に使えます。

野菜のくずにも栄養はあるの?
野菜の栄養素は、大切な実を育てたり守ったりする部分にもっとも多く含まれています。つまり、それは皮や芯、ヘタ、種など、これまでは捨ててしまっていたくずの部分。「ベジブロス」の材料として利用すれば、その栄養をまるごと摂取できます。
どんな野菜でも作れるの?
基本的にはどんな野菜のくずでもOK。野菜の種類を多くするほど味に深みが出ておいしくなります。
風味がよくなるもの
セロリ、パセリ、ねぎ、フルーツなど
味・色がよくなるもの
玉ねぎ、キャベツ、トマト、パプリカ、きのこなど
使用量に注意したいもの
紫色の野菜(なすの皮、紫キャベツなど)、苦味の強い野菜(ゴーヤー、山菜など)、薬味(にんにく、しょうがなど)
野菜のうま味が生きてる! dai-docoro流 ベジブロス
材料(作りやすい分量)
野菜のくず約250g/水6カップ/酒(または白ワイン)大さじ1
作り方
(1)野菜のくずはしっかりと洗っておく。
(2)野菜のくず、水を鍋に入れ、酒(または白ワイン)を加えて火にかける。弱火で約30分煮て、ペーパータオルでこす。
野菜のくずが足りない場合は
干ししいたけ、だし昆布、ローリエ、黒こしょうなど、だしや香りの出るものを加えて作りましょう。

ベジブロスはあらゆるお料理に活用OK!
みそ汁やスープに/カレーやラーメンに/お鍋に/肉や魚料理のブイヨン代わりに/ドレッシングの風味づけに