
朝ごはんに欠かせない「みそ汁」。ちゃんとおいしく作りたいから、基本の作り方をわかりやすく徹底解説。いくつかのルールを覚えておくだけで毎朝がもっとおいしく変わります。
基本のみそ汁の作り方 材料(2人分)
だし汁
水 2と1/4カップ/だし昆布(5cm角)1枚/煮干し(頭と腹を取ってタテに割ったもの)10g
具材・吸い口
大根 60g/ほうれん草 50g/油揚げ 1枚(25g)/粉山椒 適量
みそ
好みのみそ 大さじ2
(1)だし汁を準備しておく
ここがルール
朝の手間を減らすため、だし汁の準備は前の晩のうちにしておくのがおすすめです。粉末だしを使用する場合、この工程は省略。粉末だしは(4)でみそを溶く直前に加えると風味よく仕上がります。
(2)大根を入れて火にかける
ここがルール
具材は火の通りにくいものから順に、時間差で加えて煮ていくのが鉄則。火が通るまでに時間がかかる根菜などは、だし汁を火にかける前(だし汁が冷たい状態)に鍋に入れておきます。
(3)ほうれん草を加えて煮る
ここがルール
短時間で火が通る野菜やきのこは、だし汁が煮立ってから加えます。あとはひと煮立ちさせるだけでOKです。
(4)みそを溶き加える
ここがルール
みそは熱を入れすぎると、風味が落ちたり焦げついたりします。必ず火を止めてから溶き加え、みそを加えた後はグラグラと煮立てないように気をつけましょう。
(5)油揚げを加えて温める
ここがルール
温めるだけでOKの具材は、みそを入れたらすぐに加えてサッと温めます。
(6)吸い口として、粉山椒を振る
ここがルール
汁物に添える味と香りのアクセントとなるものを「吸い口」といいます。季節や色合い、具材との相性などを考えて、さまざまな「吸い口」を楽しんでみましょう。