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お弁当特集

見てうれしい、食べておいしい。
お弁当づくりの秘訣は日本料理の知恵。

日本料理では、五味・五法・五色といって、味付けと料理法、色彩の組み合わせを基本に、季節に応じた献立が構成されます。
五味は「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」、五法は「生」「煮る」「焼く」「蒸す」「揚げる」の調理法です。五色は赤、白、黄、青(緑)、黒(茶)で、一般には食材の色のことですが、食卓のまわりの器や花、植物など四季の彩りも含まれます。
食事に五色をとりいれることは、特に科学的な裏付けはなく、長年の経験から編み出されてきたものですが、現代の科学と照らし合わせても、この考え方はバランスが取れた献立づくりの簡単でよい目安となるのです。

お弁当づくりの基本は「『赤・青(緑)・黄』の食材を入れること」とはよくいわれますが、見た目に美しいというだけでなく、実はこの3色+主食(白)でほぼ3大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)+ビタミンを網羅できるのです。
これに黒(茶)が入れば、体の調子を整えるためのミネラルも補うことができます。また美しい色彩は、視覚から入って自律神経の働きに作用し、食欲を刺激してくれます。

彩りから考える献立の知恵、お弁当だけでなく日々の食卓にも活かしていきたいものですね。

※栄養学の面では、いろいろな考え方があり色彩による厳密な分類はできません。

安心・おいしさのひと工夫

時間をおいてから食べることや、持ち運ぶことまで考えて。
ちょっとした気遣いで、お弁当がさらにおいしく。

安心のためのひと工夫。

温かいものは冷ましてから詰める。

温かいままおかずを入れてフタをしてしまうと湯気が水滴となって傷みやすさの原因になります。

食材は火を通したものを。

時間がたつと水分が出る生野菜は、お弁当にはあまり向きません。プチトマトなど、包丁を入れないものなら大丈夫です。

汁気はしっかりカットする。

水分の多いものは傷みやすいので、煮ものなども少し濃いめの味付けにし、汁は入れないようにしましょう。

食材ごとにきちんと区切る。

違う食材、味付けのものがとなり合うと変質しやすいのでアルミホイル等でしっかりと区切るとよいでしょう。

おいしさのためのひと工夫。

味付けは薄めに。

甘味は体温付近で強く、塩味などは体温より低い温度で強く感じます。おかずはいつもより少し薄めの味つけにすると、冷めてもいつもと同じおいしさです。

すき間なくキッチリ詰める。

お弁当は持ち歩くことが前提。中身があちこちに片寄ったりしないよう、動くスペースを作らずキッチリと詰めましょう。

メインのおかずから詰めていく。

かたちのしっかりしたものから詰め始めて、最後にかたちが自由になるもので調整しましょう。

おかずのすき間にもう一品

つくだ煮や煮豆など、細かくて量が調節できる常備菜があると便利。缶詰の果物などもおすすめです。


カットフルーツ


かぼちゃの煮物


ひじき


こんぶまめ

おすすめメニュー

かわいく、おいしく、気持ちをこめて。
フタを開けた瞬間の笑顔が見られないのが残念!

小さい子供のお弁当作りで気をつけたいことは量、食べやすさ、また、特に見た目においしそうなことがとても大切です。彩りの美しさはもちろん、かわいいスティックなどお弁当グッズを活用するのもおすすめ。
朝早くからつくるのは大変だけれど、「おいしかった」の一言と空っぽのお弁当箱を見ると疲れも吹き飛んでしまう。お弁当作りって、そういうものですよね。

子供のお弁当

ロールサンド / スティックサラダ

子供のお弁当

ミートボールのケチャップ炒め /
パイナップルウインナー /
三色おだんごおにぎり

おとうさんのおべんとう

鮭の南蛮焼き / さやいんげん /
卵焼き / かぼちゃの煮物

育ちざかりのおべんとう

小松菜のオムレツ / チーズカツ /
にんじんのピクルス