ダイエーグループは、２０１５年１月１日に、イオン株式会社の完全子会社として、新たな一歩を踏み出しました。今後は、イオングループがめざす「お客さま第一」「地域密着」「現場主義」の実現にむけて、ダイエーグループとしての自律的な運営と、成長戦略の実現にむけた新たな経営体制を構築してまいります。

今回の組織変更においては、「お客さま第一」実現にむけて、マーケティング活動を起点とする営業戦略および商品戦略の構築および、当社グループがめざす食の専門性をより一層高めた展開地域における、シェアＮｏ．１の総合食品小売業の確立につながる組織体制の強化を推進します。

同時に、「地域密着」「現場主義」の実現にむけて、各地域の事業本部や店舗が自律的に運営できる組織体制をめざします。

当社グループの強みを最大限に活かし、食を基軸として、ライフスタイルに合わせた商品をラインロビングする、新しい業態フォーマット「フードスタイルストア（以下、「ＦＳＳ」）」および「都市型ＳＭ」の導入および展開を目的として、「業態開発部」を新設する。

なお、「業態開発部」の新設にともない、「関東ストアサポート部」「近畿ストアサポート部」における「ＦＳＳ」「都市型ＳＭ」の導入にむけた活性化および新店に関する機能を移管し、「新業態開発プロジェクト」は解消する。

お客さま起点での社内物流体制の再構築および店舗運営に至るまでの一貫したＳＣＭの実現を目的に、「ストアオペレーション部」を新設し、「関東ストアサポート部」「近畿ストアサポート部」の店舗業務改革機能については移管の上、解消する。

「お客さま第一」「地域密着」の実現にむけて、お客さまの声を営業、商品施策に反映すると同時に当社の取り組みを積極的に情報発信することを目的として、「ＣＳ推進部」のお客さまサービス機能および「ＩＲ広報部」の機能を移管し、「コミュニケーション部」を新設する。

なお、「ＩＲ広報部」および「ＣＳ推進部」については解消する。

組織の自律的運営の土台となる、従業員の意識改革につながる教育研修の連携および社内コミュニケーションの促進を目的として、「関東人事部」「近畿総務人事部」の教育機能、トレーニングセンター機能、「ＣＳ推進部」のＣＳ教育機能を「ダイバーシティ推進部」へ移管し、組織名称を「教育訓練・ダイバーシティ推進部」に改称する。

イオングループにおける重点課題の一つであるＳＭ改革の課題に取り組み、当社グループが基幹企業となるべく、「ＳＭ改革推進チーム」を新設する。

ＦＳＳ」「都市型ＳＭ」の確立にむけて、従来の商品分類を超えたカテゴリーの開発や商品の開発、売場展開を推進することを目的に、「商品戦略部」を新設し、「関東営業企画部」における全社に関わる商品戦略機能および、食品商品本部、衣料品商品本部、生活用品商品本部における営業数値管理や商品戦略の立案、販売計画策定などの機能を移管する。

なお、食品商品本部の「コントロール部」は解消する。