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山梨じまん、味自慢

山梨じまん、味自慢

戦国時代の知将(ちしょう)として知られる武田信玄(たけだしんげん)ゆかりの土地。霊峰(れいほう)・富士と富士五湖を擁(よう)し、四方を高い山々に囲まれ、豊かな水に恵まれています。ミネラルウォーターの生産量は日本一。水はけのよい扇状地(せんじょうち)ということから、昔からぶどうやすもも、桃などの果樹栽培が盛んなフルーツ王国。現在は国内有数のワインの産地となっています。

「山梨」の由来

8世紀頃のこの地域は甲斐(かい)国と呼ばれ、山梨(やまなし)、八代(やつしろ)、巨麻(摩)(こま)、都留(つる)の4つの郡から成っていました。明治維新の廃藩置県によって明治4年に山梨県となります。山梨の由来は、「果物のヤマナシがたくさんとれたから」「山をならして平地にした山ならしからきた」など諸説あります。

県民性の話

四方を山に囲まれた環境が、連帯意識の強い県民性を育みました。人とのつながりを重んじるのも甲州人らしさのひとつといわれています。また、著名な財界人を生んでいることでも知られるように、勤勉で忍耐強く、金銭感覚に優れた商人気質も持ち合わせているようです。

食卓に彩りを添える人気の郷土食

こなつけだんご

こなつけだんご

旧暦の八朔(はっさく)(八月一日)は、早生の実る目安の日とされ、「田の実の節句」とも呼ばれました。初の収穫を祝って作られたのが、あんをまぶしつけた素朴な味のだんごです。今年の八朔は、9月8日(水)です。

のっぺい汁

のっぺい汁

のっぺい汁は日本全国にある郷土の味ですが、山梨では、かつおだしで根菜や芋などの具を煮込んでみそで味付けし、軽くとろみをつけます。

山梨味自慢

ワイン

ワインの生産量は国内シェア40%で全国1位。特産の甲州種で作る白ワインをはじめ、ぶどうの品種も多く、様々なワインがあります。

果物

果樹栽培が盛んで、桃、ぶどう、さくらんぼなど、豊富な果物が1年を通し収穫されます。

ぶどう

ぶどうは、生産量全国1位。山梨では古くからぶどう栽培が盛んでした。甲州、巨峰やピオーネほか、多くの品種が栽培されています。

ほうとう

小麦粉を練って平たくのばした麺と、かぼちゃやしいたけなどの野菜をみそで煮込んだ郷土料理。武田信玄が陣中食(じんちゅうしょく)に用いたといわれます。

あわびの煮貝

江戸時代にあわびをしょうゆ漬けにして運んだことが起源といわれています。

ミネラルウォーター

森林が多く豊かな水に恵まれ、全国シェアの約4割を占めるミネラルウォーターの採水地です。