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ほうれん草のおひたしを作ろう

料理の基本 ほうれん草のおひたしを作ろう

ほうれん草がおいしい季節です。
ちょっと手間をかけて、きちんとアク(シュウ酸など)抜きすることで、驚くほどおいしくいただけます。

まずは、下ごしらえをしっかり!

時間があれば、生花の水揚げと同様にほうれん草の根の先や根の切り口部分を少し切り、たっぷりの水につけてシャキッとさせる。

1根元の傷んだ部分を削る様に切り取り、根元に十文字に1~2cmの切り込みを入れ、ボウルに水をためながら流水の下で振り洗いする。

ポイント切り込みを入れることで土が取りやすく、また加熱のムラを防ぎ熱の通りも早い。

2大きめの鍋に水を沸騰させて塩(約1%)を加え、再度煮立てばほうれん草の葉の方を手で持ったまま根元だけ20~30秒入れる。
手を放して葉も入れ、箸を使って上下を返しながら約30秒~2分ゆでる。

ポイントゆでることでアク(シュウ酸など)を抜く。
先に硬い根元や茎からゆではじめることでやわらかく火の通りの早い葉とのゆで上がりが同時になる。

3葉がしんなりして鮮やかな緑色になれば手早く冷水に取って流水にさらす。

ポイント流水にさらすことでアクが残らない。
ゆで始める前に冷水を用意し、手早く処理することで余熱による過熱と水溶性のビタミン類などの流出を防ぐ。

4葉を下にして、茎のほうから下に向かい葉から水がたれないくらいまで少しずつ水気を絞る。

基本のおひたし2種~だしつゆ派?しょうゆ派?

まずはシンプルに、旬のほうれん草のおいしさを味わってみよう!

ほうれん草のおひたし(だしつゆ)

しっかりと水気を絞るのがおいしさのコツ

ほうれん草のおひたし(だしつゆ)

ほうれん草のおひたし(しょうゆ)

ふっと食べたくなるシンプルな一品

ほうれん草のおひたし(しょうゆ)

トッピングで楽しむ~変わりおひたしあれこれ

「おひたし」とかつお節がセットなのにはきちんとした理由が。
かつお節に含まれるたんぱく質は、ほうれん草に含まれる鉄の吸収を高めてくれるのです。
また、カロテンの吸収を高めてくれる脂質を含むものもトッピングとしておすすめです。

おすすめトッピング

鉄の吸収を助けるものかつお節、ちりめんじゃこ、しらす干し、油揚げ、ベーコン、チーズ、練り製品

カロテンの吸収を助けるものごま、油揚げ、ベーコン、チーズ

ほうれん草のおひたし(しらすおろし)

しらすの塩味にしょうが
をピリッときかせて

ほうれん草のおひたし
(しらすおろし)

ほうれん草のおひたし(かにかま)

ほうれん草の甘味が
引き立つ組み合わせ

ほうれん草のおひたし
(かにかま)

ほうれん草のおひたし(ベーコン)

ベーコンのうま味は
和風にもぴったり

ほうれん草のおひたし
(ベーコン)

ほうれん草のおひたし(チーズ)

チーズの風味が広がる
意外なおいしさ

ほうれん草のおひたし
(チーズ)