
いちだんとみずみずしく甘味が増したこの時季の「大根」。料理に合った部分を使って、そのおいしさを1本まるごと余すことなくいただきましょう。

大根アレコレ
紅葉おろしを手軽に
本来の紅葉おろしは、大根の断面に赤唐辛子を刺して、すりおろして作ります。手軽に作るなら、大根おろしに一味唐辛子を混ぜるだけでもOK。少量だけ欲しい時にも便利です。
大根は冷凍保存もOK
一度に食べきれない場合には、3cm程度の輪切りにして冷凍保存も可能です。冷凍した大根は、細胞が壊れて味がしみこみやすくなるので煮物におすすめ。凍ったまま鍋に入れて煮るだけなので手軽です。
大根の皮は厚めにむく
皮の周辺には繊維が多く、火を通してもその部分だけが筋っぽくなってしまいます。輪切りにした時に周囲3mm程度に白いフチのような部分があるので、この部分を取り除くように厚めにむくのがコツです。
大根おろしは円を描くように動かして
切り口をおろし器に直角に当ててにぎり、円を描くようにすりおろすと水っぽくなりません。すりおろしたらザルに上げて軽く水気をきりましょう。