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おかゆ作りの鉄則

おかゆ作りの鉄則

年末年始のごちそうが一段落したら、やさしいおかゆはいかがですか?
カラダのすみずみに沁みわたる、おだやかなおいしさです。


七草がゆの作り方

材料(作りやすい分量)

米 1カップ
水 7カップ

七草 60g
塩 適量

1米は洗って水気をきり、鍋に入れて水を加え、蓋をして強火にかける。

鉄則!

鍋は厚手のものを利用すること。蓋のできる陶器製の鍋や、金属製でも厚手のものを選ぶ。

2煮立ちはじめたら蓋を少しずらして弱火にし、30~40分かけてゆっくりと炊く。

鉄則!

ふきこぼさないようにし、炊いている途中はぜったいにかき混ぜないこと。粘りが出て、焦げやすくなる。

12を炊いている間に、七草を洗って色よく塩ゆでし、細かく刻む。

22が炊き上がる直前に塩小さじ1/3を加えて火を止め、3の七草を散らして蓋をし、約5分蒸らす。全体をサッと混ぜて器に盛る。

鉄則!

蒸らしは忘れずに。厚手鍋の保温効果で蒸らせば、ふっくら美味しいおかゆの出来上がり。

七草がゆ

年が明けて一週間、一月七日の朝には春の七草を加えた「七草がゆ」をいただく習慣があります。

七草とは「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」のこと。元来は邪気を払い万病を防ぐという中国の風習に由来するものですが、ご馳走続きの年末年始で弱った胃腸を休めるためにも、消化の良い「かゆ」はおすすめです。

七草でなくてもほうれん草、水菜など、ビタミン、ミネラルの豊富な青菜をとることで栄養のバランスを整え、徐々に日常の食生活に戻していってはいかがでしょう。

春の七草

応用編

米1:水7の割合のかゆを“七分粥”、米1:水5のものを“全がゆ”といい、水の分量が多いほどさらっとした仕上がりになります。

基本のおかゆをマスターすれば味付け、具の違いでバリエーションも豊富に。

朝ごはんや夜食にもぜひどうぞ!

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