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いさき

煮てよし、焼いてよし、揚げてもよし
さまざまな料理で活躍する夏の味

東北地方以南の日本沿岸から南シナ海まで広く分布している「いさき」。漢字では「伊佐木」「伊佐畿」という字が当てられ、背ビレが鶏のトサカに似ていることから「鶏魚」と書くこともあります。日本各地で獲れる魚なので、地方によっては「いさぎ」「くろぶた」「うずむし」「いっさき」などという別名も。また、幼魚の頃にはカラダの上半分に黄色い3本の縞模様があり、これがイノシシの子どもに似ていることから「うりぼう」「うりんぼう」と呼ばれることもあるそうです。
 くせのない白身に、ほのかな磯の香り。皮にうま味があり、独特の風味を楽しめるのが「いさき」の魅力。特に「麦わらいさき」「梅雨いさき」と呼ばれる初夏の頃には、脂がのって身がしまり、魚の王様・鯛に匹敵する味わいだともいわれます。煮てよし、焼いてよし、揚げてもよしと、さまざまな料理で夏の食卓をおいしく彩ってくれる魚です。

選び方

新鮮なものでも目が曇ったように見えるため、カラダの状態を見て選びましょう。カラダのハリやツヤがよく、腹部がしっかりしたもの、エラが赤く鮮やかなものがおすすめです。

栄養

カルシウムの吸収を助けるビタミンD、塩分の排出を促すカリウムなどを含んでいます。

料理

刺身や焼き物、煮物、揚げ物など、さまざまな料理でおいしく楽しめます。ハーブやにんにく、トマトを使った料理にもよく合います。

料理の基本辞典