桜前線も次第に北上、春の気分も最高潮に盛り上がる季節です。美しい桜はもちろんですが、いつの時代も花よりだんご、おいしいお菓子はうれしいもの。たまには手作り和菓子で風流にお花見でもいかがでしょう?
焼きざくら
白玉粉入りの小麦粉生地を薄く焼いてあんをはさみ、塩漬けにした桜葉で包んだもの。
桜餅
淡い桜色に着色した道明寺粉(大阪府藤井寺市にある尼寺が起源の「道明寺糒」が原料の粉)であんを包み、塩漬けの桜葉で包んだ餅菓子の一種です。
うぐいす餅
本来は冬の和菓子で糖蜜を加えて甘みをつけた白餅を平らにのばしてあんを包み、“うぐいすの羽色”を連想させる青きな粉をまぶし、餅の両端をとがらせて形を似せたもの。
草餅
早春のよもぎの若芽を混ぜ込み、鮮やかな緑色と香りをつけた餅菓子。室町時代頃から、よもぎが用いられるようになりました。
花見団子
花見の季節にいただく華やかな団子で、全国各地にあります。一般には白、薄紅、緑の三色の団子ですが、花の薄紅、草葉の緑、木の茶色という組み合わせも。