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春キャベツ

春キャベツの基本情報

春キャベツ

サラダなどの生食がおすすめ。しゃきしゃきっと食感のよい春野菜。

1年を通して手に入るキャベツですが、出まわる時季によってその種類はさまざま。おもに「春キャベツ」「夏秋キャベツ」「冬キャベツ」の3つに分けられ、それぞれに異なる味わいや食感が楽しめます。
秋に種をまき、翌年の春においしい旬を迎える「春キャベツ」は、別名を「新キャベツ」ともいいます。ころんと丸い球形をしていて、葉がふんわりとゆるく巻いているのが特徴で、その葉は甘くみずみずしく、食感はやわらか。サラダにしたり、軽く塩でもんで浅漬けにしたり、生食すると旬ならではの鮮度や甘味をいっそう感じられます。

選び方

巻きがゆるく、ふっくらとした形で頭の部分がとがっていないもの。葉の緑色が濃くつややかでハリのあるもの。芯(茎)の切り口が小さくてみずみずしいものを選びましょう。芯(茎)の切り口が大きいものや葉脈が太いものは、加熱する料理に使うのがおすすめです。

栄養

ビタミンCが豊富で、特に芯(茎)と外葉の部分に多く含まれます。胃腸の粘膜保護をたすけるビタミンU(キャベジン)も含みます。

保存

葉がやわらかくて薄いので、通常のキャベツよりも早めに使いきりましょう。少しずつ使う場合は、必要な分だけ葉をはがして使うのがおすすめ。保存するときには芯(茎)の部分をくり抜いて、そこに水を含ませたペーパータオルを詰め、保存袋かラップに包んで、冷蔵庫の野菜室または陽のあたらない涼しい場所で保存してください。

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