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日本全国 汁もの自慢

昔から「ご飯がおいしく炊けたら一人前」「汁の味のよしあしで料理の腕前がわかる」といわれます。炊き立てのご飯に煮えばなの汁、それに季節の香の物を取り合わせた一汁一菜は、高級な懐石料理にも匹敵する味。ことに郷土の味として伝わる汁ものは「椀中の一汁一菜」といえるもので、特別な主菜がなくても、それだけで食は豊かになります。
具だくさんの汁ものには白いご飯が、シンプルな具の場合は、季節の味を炊き込んだご飯がよく合います。
今年も全国の米どころから新米が届き、山里の実りや海の恵みも出まわる季節です。おいしい新米と一緒に、一碗、一椀に盛り込んだ実りの秋を口にする幸せなひと時を、どうぞ。

北海道

三平汁

三平汁

松前藩の時代から受け継がれている素朴な汁もの。
北海道名産のじゃがいもが入ったのは、実は明治以降のことです。

東北

いもの子汁

いもの子汁

里山の味を取り合せた鍋物に近い具だくさんの汁もの。具が多いほど味わい深くなり、豚肉や油揚げのコクは、うま味として欠かせないものです。

関東

鏑汁

鏑汁

地域を流れる鏑(かぶら)川が名の由来。特産のこんにゃくや野菜で作る地産地消の代表的な汁もので、繭(まゆ)の形をした団子が特徴です。

近畿

松茸と鶏の吸物

松茸と鶏の吸物

シンプルですが上品な味わい。松茸や栗、秋鮭など、季節の味を炊き込んだご飯によく合います。

九州

かしわ汁

かしわ汁

日本屈指の保養地として人気の湯布院。柚子香と鶏肉のうま味が広がる素朴なご馳走です。