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新しょうが

新しょうがの基本情報

新しょうが

さわやかな辛味とほのかな甘味が魅力。生でもおいしい季節の味覚。

特有の香りと辛味があり、薬味や香辛料として使われる「しょうが」。一般的に「しょうが」といえば土の中で大きくなる根しょうがのことを指し、「ひねしょうが」「新しょうが」の大きく2種類に分けられます。
古くなったものという意味合いを持つ「ひねしょうが」は、通年出まわっているもの。収穫後に数ヶ月間貯蔵して、辛味を充分にひきだしてから出荷されています。一方、夏のはじめの限られた時季にしか出まわらない「新しょうが」は、収穫後すぐに出荷されたもの。水分が豊富に含まれており、みずみずしくやわらかで、さわやかな辛味とほのかな甘味を感じることができます。また、皮が薄く繊維も少ないため、生でも皮ごとおいしく食べられるのが魅力。お寿司のガリとしておなじみのしょうがの甘酢漬けは、主にこの「新しょうが」で作られています。

選び方

みずみずしくて表面が白く、茎のつけ根の赤い部分が鮮やかなものを選びましょう。

栄養

血行を促進するショウガオール、辛味のもとで殺菌効果のあるジンゲロールという成分が含まれています。また、カラダの機能の維持・調節に欠かせないミネラル(マグネシウム、カリウム)も含まれます。

保存

鮮度が落ちるのが早く、冷蔵室で保存しておくと風味や水分が抜けてしまいます。保存する場合は、使いやすい形に切るか、すりおろしてラップや保存袋で包み、冷凍保存するのがおすすめ。また、甘酢漬けにして保存するのもよいでしょう。

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