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牡蠣

ナポレオンも武田信玄も愛した⁈
口に広がる、潮の香りと濃厚なうま味

海の岩から“かき落とす”ことから、この名がついたとされる「牡蠣」。日本で食べられているのは主に「真牡蠣(まがき)」と「岩牡蠣(いわがき)」の2種類で、これから冬にかけて食べ頃の時季を迎えるのは「真牡蠣」という種類です。一方の「岩牡蠣」は夏が旬で、「夏牡蠣(なつがき)」とも呼ばれます。
「牡蠣」の食用としての歴史は大変長く、紀元前1世紀のローマではすでに養殖もはじまっていたそうです。古今東西の偉人たちのなかにも牡蠣好きは数多くおり、フランス皇帝のナポレオン1世は戦場でも三度の食事のたびに「牡蠣」を食べ、そのせいでフランス沿岸の「牡蠣」が食べ尽くされたといわれるほど。日本では戦国武将の武田信玄が「牡蠣」の愛好家として知られていますが、海のない甲斐の国(現在の山梨県)で本当に「牡蠣」を食べる機会があったのか、その真相はいまだ謎のままです。

選び方

むき身はふっくらとしていてハリがあるもの。白い部分に光沢があり、ひだの黒色がはっきりとしているものを選びましょう。

栄養

たんぱく質、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラルをバランスよく含む低脂肪の食材で、“海のミルク”とも呼ばれています。

料理

フライや天ぷら、炊き込みご飯、鍋物、グラタンなど、さまざまな料理に使えます。風味や食感を生かすために、火を通しすぎないように加熱するのが調理のポイントです。

料理の基本辞典