うま味、香り、やわらかさと三拍子そろった牛肉。特に国産和牛は肥育に大変な手間がかかり、「今日はごちそう」という日にふさわしい特別な食材です。部位ごとにおすすめレシピをご紹介しています。
牛肉の部位

背中の肉のうち、肩に近い部分。やや筋が多いものの、脂肪が適度についていて、味は濃厚。
薄切りにしてすき焼き、しゃぶしゃぶなどに。
【肩ロースを使ったレシピ】
サーロインの内側にあり、1頭から左右1本ずつしかとれない貴重な部位。どの部位よりもやわらかく脂肪が少ない。ステーキやカツレツなどに。
ろっ骨まわりの肉で、肩に近い部分。脂肪と赤身が層になったいわゆる三枚肉で、濃厚なうま味がある。
カレーなどの煮込みや焼肉に。
ろっ骨まわりの肉で、腹に近い部分。肩バラと同様の三枚肉で、脂肪が多い分、濃厚なうま味がある。焼肉ではカルビとも呼ばれる。
口あたりまろやかなお肉の味に大満足!
最も使われる筋肉なので、ややかためながら、しっかりとしたうま味がある。薄切りなら炒め物に。
煮込みや、ハンバーグなどの挽き肉料理にも。
調理のコツ!
●調理するのは常温にもどしてから
肉が冷たいと、表面だけに火が入り、中まで加熱できません。調理の約30分前に冷蔵室から取りだしておきましょう。