ブロッコリー
クセがなくて食べやすい、
子どもにも人気の緑黄色野菜
「ブロッコリー」は、地中海沿岸を原産地とするキャベツの仲間。緑色の小さな粒のひとつひとつが花のつぼみで、つぼみが密集したこんもりとした部分と茎を食用とする野菜です。その花束のような姿形から、最近では結婚式で「ブロッコリー」を使ったブロッコリートスというイベントが流行中なんだとか。ブーケトスは新婦が独身女性に投げますが、ブロッコリートスは新郎が独身男性に投げるのが定番。「ブロッコリー」にはたくさんの小房が集まっているので、子孫繁栄の願いがこめられているのだそうです。
選び方
全体に緑色が濃く、つぼみ全体がこんもりとして中央部が盛りあがっているもの。茎がしっかりと残っていて空洞がなく、切り口がみずみずしいものが新鮮です。
料理
サッと茹でてお好みのドレッシングでサラダとして食べたり、スープ、炒め物、煮物、パスタなどにもあいます。茹でる際には、茹で過ぎに注意して下さい。
栄養
ビタミンCが豊富で、β-カロテンやビタミンB1、B2、リン、食物繊維を含む緑黄色野菜です。抗酸化作用が期待される成分、スルフォラファンも含まれています。
保存
保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存しましょう。黄色く変色しやすいので、なるべく早く食べきることがおすすめです。また、小房に分けてかためにゆでれば、冷凍保存することも可能です。
料理の基本辞典