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牡蠣の基本情報

牡蠣

牛乳に匹敵するほどの高い栄養価で、
別名を“海のミルク”とも。

世界各地の1万年以上前の貝塚からもその貝殻が出土しているほど、世界中で古くから食用とされてきた「牡蠣」。紀元前1世紀のローマではすでに養殖がはじまっていたといい、ローマ帝国の礎を築いたジュリアス・シーザーやフランス皇帝のナポレオン1世、アメリカの作家であるヘミングウェイ、戦国最強の武将ともいわれる武田信玄など、古今東西の英雄たちも無類の牡蠣好きとしてその名を知られています。
ところで「牡蠣」には生食用と加熱用がありますが、その違いをご存じですか?生食用は水質がきれいで、細菌やノロウイルスの少ない指定海域で獲れたもの。水揚げ後、さらに殺菌された海水を使い、生食でも安全に食べられる処置がされています。一方、栄養豊富な海域で育った加熱用は、加熱することで牡蠣のうま味をたっぷりと味わえます。もちろん加熱用ですので、必ず火を通してお召し上がりくださいね。

選び方

むき身はふっくらとしていてハリがあるもの。白い部分に光沢があり、ひだの黒い色がはっきりとしているものを選びましょう。

栄養

低脂質で高たんぱくな食材です。必須アミノ酸やビタミン、ミネラルもバランスよく含まれ、『海のミルク』とも呼ばれています。

料理

フライや天ぷら、炊き込みご飯、鍋物、グラタンなど、さまざまな料理に。風味や食感を生かすために、火を通しすぎないように加熱するのが調理のポイントです。

料理の基本辞典