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ブロッコリー

ブロッコリーの基本情報

ブロッコリー

2026年度より、国民生活に欠かせない『指定野菜』に仲間入り。

「ブロッコリー」は、地中海沿岸を原産地とするキャベツの仲間。古代ローマ時代のイタリアで好んで食べられていたといわれ、日本へは明治時代に伝わりました。「ブロッコリー」の語源は、イタリア語で花や芽、茎の意味をもつ「BROCCO(ブロッコ)」。その名のとおり、こんもりと密集した緑色の小さな粒ひとつひとつが花のつぼみで、そのつぼみと太い茎の部分を食用とする野菜です。
クセのないおいしさと栄養価の高さで、子どもにも大人にも、さらにはカラダが資本のアスリートにも人気の「ブロッコリー」。その消費量はこの30年間でじつに2倍にも増えています。こうした背景から、「ブロッコリー」は2026年度より、国民生活に欠かせない重要な野菜として国が定める『指定野菜』のひとつに加わることになりました。『指定野菜』が増えるのは、1974年のじゃがいも以来約50年ぶりのことです。

選び方

全体に緑色が濃く、つぼみ全体がこんもりとして中央部分が盛りあがっているもの。茎がしっかりと残っていて空洞がなく、切り口がみずみずしいものが新鮮です。

栄養

ビタミンC、Eが豊富で、ビタミンB2、B6、カリウム、食物繊維を含む緑黄色野菜です。抗酸化作用が期待される、スルフォラファンという成分も含まれます。

保存

保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存しましょう。黄色く変色しやすいので、なるべく早く食べきることがおすすめ。また、小房に分けてかためにゆでれば、冷凍保存することも可能です。

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