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日本全国 春を告げる料理自慢

節分をすぎると陽ざしも日ごとに明るくなってきます。この時季、食卓に春の訪れを告げる魚介や早堀のたけのこ、春の彩りの花菜、雪の中から顔 を出すふきのとうなど、海に野山にわずかですが春の味わいが顔を見せ始めます。
早春の食材が持つ独特の風味は冬の終わりを告げ、新しい季節の息吹を感じさせる強い生命力があります。
いち早く春の香りと味を楽しめるこの時季の料理は、できるだけ薄味にして素材の持ち味をしっかりと引き出すのがいちばんです。

山形

ふきのとうの天ぷら

ふきのとうの天ぷら

雪解けを待たずに可愛らしい顔を出す春の使者。そのまま天ぷらにすると、アク抜きの手間も省けます。

愛知

とり貝とわけぎのぬた

とり貝とわけぎのぬた

やわらかくシコシコした歯ごたえとともに、春のとり貝は甘みも楽しめます。

石川

めばるとたけのこの煮付け

めばるとたけのこの煮付け

春告魚と呼ばれるメバルは、能登地方では生活に深く根ざした魚です。

京都

花菜ご飯

花菜ご飯

京都では、食卓に春を呼ぶ黄緑色の「花菜」がかかせません。野菜としては開花寸前のつぼみを利用します。

島根

鴨団子とせりの鍋

鴨団子とせりの鍋

せりの香りとシャキシャキした歯ごたえが鴨のおいしさを引き立てます。

熊本

たけのことわかめの煮もの

たけのことわかめの煮もの

まだ雪が残るうちから出てくる孟宗竹は春の息吹 を感じます。