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パプリカ

シャキシャキの食感で、甘味たっぷり
子どもにも人気のカラフル野菜

見分けがつきにくい「パプリカ」と「ピーマン」ですが、どちらもナス科のトウガラシ属に分類される辛味のないトウガラシの一種。 じつはこれらに明確な定義はなく、日本では一般的に100g 以上の大きくて肉厚なものを「パプリカ」と呼んでいます。
「パプリカ」の色は赤・黄・オレンジととてもカラフル。ほかにも緑・紫・黒・茶・白など、珍しい色も市場に出まわっています。 そんな色とりどりの「パプリカ」ですが、未熟なときにはどれも緑色。 熟すにつれて黄→オレンジ→赤へと色を変えていったり、品種によってそのほかの珍しい色へと変化していきます。 さっぱりとした甘味で、わずかに酸味も感じる黄パプリカ。甘味が強く食べやすいため、子どもにも人気のオレンジパプリカ。 甘味も苦味もしっかり感じられる完熟の赤パプリカなど。色によって異なるおいしさを、食べくらべてみても楽しいですよね。

選び方

色が均一で濃く、ツヤがあるもの。また、軸の切り口がきれいなもの。持ったときに重みがあり、表面にハリがあるものを選びましょう。

栄養

抗酸化作用があるといわれている栄養素の代表格、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、いわゆる「ビタミンACE(エース)」が含まれます。 また、必須ミネラルのひとつであるカリウムも豊富に含まれています。

保存

保存袋やポリ袋に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫の野菜室で保存します。

料理の基本辞典