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ゴーヤーの基本情報

ゴーヤー

苦味成分で食欲増進!夏のカラダに元気をくれるカラフル夏野菜。

沖縄地方の伝統野菜であり、チャンプルーなどの沖縄料理には欠かすことのできない「ゴーヤー」。「ゴーヤー」は沖縄での呼び方で、標準和名は「ツルレイシ」。果皮に独特の苦味があるのが特徴で、形がうりに似ていることから「にがうり」とも呼ばれています。
熱帯アジアを原産地とする「ゴーヤー」は、アジア諸国でも大変人気のある野菜です。中国や台湾、ベトナムでは炒め物やスープなどで、インドやスリランカではカレーなどで食べられています。日本では空前の沖縄料理ブームが起こった1990年代以降、全国的な人気に。今ではトマトやなす、ピーマンとともに夏を代表する野菜となっています。

選び方

鮮やかな濃い緑色で、ずっしりと重みのあるものを選びましょう。表面の突起がかたくハリがあり、つぶれたり、傷ついたりしていないもの、突起の大きさがそろって密についているものが新鮮です。一般に緑色が濃く突起が小さいものは苦味が強く、緑色が薄く突起が大きいものは苦味が弱いといわれているので、お好みに合わせて選ぶとよいでしょう。

栄養

ゴーヤーの持つ独特の苦味はモモルデシンという成分。数種類のサポニンと20種類のアミノ酸でできている栄養成分で、夏バテ予防に効果が期待できます。また、ビタミンCや食物繊維も含みます。

保存

新聞紙やペーパータオルなどに包み、さらにポリ袋に入れて、ヘタのついている部分を上にして冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。

料理の基本辞典