ほうれん草
寒さが厳しくなるほど、甘くおいしくなる冬の味覚です。
「ほうれん草」の“ほうれん”とは中国語でペルシャ(現在のイラン)のこと。その名のとおり、西アジアのイランあたりが原産地とされ、そこから東西に分かれて世界各地へと伝播していきました。
こうして生まれたのが、アジアまわりで広がった東洋種(葉先がギザギザした品種)とヨーロッパまわりで広がった西洋種(葉先が丸みをおびた品種)の2つの品種です。現在、日本では100種以上の品種が栽培されていますが、その大半は東洋種と西洋種のいいとこ取りをした交配種。厳寒期にあえて冷たい外気にさらすことで糖度を上げた「ちぢみほうれん草」や、生食用に改良された「サラダほうれん草」など、個性豊かなおいしさを楽しめます。
選び方
根元から葉先までハリがあってみずみずしいもの。緑色が鮮やかで、軸がしっかりしているものを選びましょう。
栄養
カリウム、ビタミンA、鉄分を含む食材です。ほうれん草に含まれる鉄分は、非ヘム鉄という種類で、ビタミンCと一緒に摂ることでより吸収されやすくなります。
保存
乾燥しやすい野菜なので、霧吹きなどで全体をぬらしてからペーパータオルで包み、保存袋に入れ、根元を下にして冷蔵庫の野菜室に立てて保存するのがおすすめです。
料理の基本辞典










