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トマト・ミニトマト

トマト・ミニトマトの基本情報

トマト・ミニトマト

サラダに、煮込み料理に、炒め物に。うま味たっぷりの緑黄色野菜。

中南米の原産で、インカ帝国の時代には盛んに栽培されていたという「トマト」。インカ帝国の滅亡後、スペイン人がヨーロッパへと持ち帰り、日本には江戸時代のはじめにオランダ人によって伝えられました。
現在「トマト」は世界中で食べられており、数ある野菜のなかでも世界第一位の生産量を誇ります。品種の数は10000種以上。「トマト」「ミニトマト」などの大きさはもちろん、さまざまな形・色・味の種類が顔をそろえています。ちなみに果皮の色では、皮が薄く甘味がある「桃色系」と、皮が厚くトマト特有の青臭さや酸味が強い「赤色系」に分けられますが、生食が多い日本では「桃色系」の品種が主流。ただし、これは世界では少数派で、ほかの国々では加熱料理向きの「赤色系」の品種が圧倒的に多いのだそうです。

選び方

全体的に丸く、よく色づいていて光沢があるもの。表面がしまり、実がしっかりとしているもの。手に持ったときにずっしりと重いものがおすすめ。ヘタは先端までみずみずしい緑色で、ピンとハリのあるものが新鮮です。

栄養

美肌作りに役立つビタミンC、抗酸化作用で知られるリコピン、β-カロテンが豊富。脂質などの消化を助け、胃の負担を軽くしてくれるビタミンB6も含まれます。

保存

保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。水洗いしてヘタを取り、保存袋に入れて冷凍保存することもできます。凍ったまま水をかけると簡単に皮がむけるので、カレーやパスタソースなどの煮込み料理に便利です。

料理の基本辞典