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トマト・ミニトマト

トマト・ミニトマトの基本情報

トマト・ミニトマト

毎日の食卓をパッと明るく彩る、子どもたちにも人気の緑黄色野菜。

太陽が降りそそぐ赤道直下の地域では、有史以前から食べられていたという「トマト」。ところが16世紀にヨーロッパへ、17世紀に日本へと伝わった際には、食用ではなく鑑賞用植物として扱われていたといいます。というのも、その真っ赤な実の色がベラドンナという猛毒の植物に似ていたため、「トマト」も毒を含んでいるのでは?と疑われたからだとか。そのせいで悪魔の実という不名誉な名で呼ばれることもあったそうです。
そんな不遇な歴史をもつ「トマト」ですが、今では世界中で食べられるようになり、世界第1位の生産量を誇る野菜になりました。品種の数は1万種以上。「トマト」「ミディトマト」「ミニトマト」などの大きさはもちろん、さまざまな形・色・味がそろっています。

選び方

全体的に丸く、よく色づいていて光沢があるもの。表面がしまり、実がしっかりとしているもの。手に持ったときにずっしりと重いものを選びましょう。ヘタは先端までみずみずしい緑色で、ピンとハリのあるものが新鮮です。

栄養

ビタミンCを豊富に含み、抗酸化作用で知られるリコピンも含みます。リコピンは加熱したり、油と一緒に摂ることで吸収率が高まります。

保存

保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。水洗いしてヘタを取り、保存袋に入れて冷凍保存することもできます。凍ったまま水をかけると簡単に皮がむけるので、カレーやパスタソースなどの煮込み料理に便利です。

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