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グリーンアスパラガス

グリーンアスパラガスの基本情報

グリーンアスパラガス

ポリポリッとした歯ごたえが楽しい、みずみずしい初夏の味覚。

「アスパラガス」の語源といわれているのが、ギリシャ語で『新芽』を意味する『アスパラゴス』。その名のとおり、土のなかから顔を出した若い新芽と茎の部分を食用とする野菜が「アスパラガス」です。
「アスパラガス」には緑、白、紫色などのさまざまな種類があります。国内でもっとも多く出まわっているのが「グリーンアスパラガス」。発芽後も日光に当て、自然のままに育てたもので、ポリポリッとした歯ごたえとほのかな甘味が楽しめます。「ホワイトアスパラガス」は発芽後に土をかぶせ、日光が当たらないように育てたもの。独特のほろ苦さが特徴で、ヨーロッパでは春を告げる野菜として大変愛されています。「パープルアスパラガス」はアントシアニン系の色素を含む紫色で、ゆでると一転、緑色へと変化する不思議な野菜です。

選び方

茎の切り口に変色がなく、乾燥していないものが新鮮です。緑色が濃くツヤがあり、穂先がしまっているもの。茎が太くまっすぐにのびていて、太さが均一なものを選びましょう。

栄養

アミノ酸の一種で、疲労回復効果があるといわれるアスパラギン酸を多く含みます。また、抗酸化作用で注目されるビタミンC、ビタミンEも含まれます。

保存

成長が早く、かたくなりやすい野菜なので、できるだけ早く食べきりましょう。食べきれない場合は、水で湿らせたペーパータオルを切り口に当てて保存袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存するとよいでしょう。

料理の基本辞典