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うなぎの基本情報

うなぎ

栄養もおいしさも充実した、「うなぎ」は日本の元祖スタミナ食。

土用の丑の日に「うなぎ」を食べる習慣は、江戸時代からのこと。夏は暑くて「うなぎ」が売れないと困っていたうなぎ屋を助けるため、稀代の天才発明家、平賀源内が一肌脱いだという説がもっとも有名です。源内が『土用の丑の日に“う”のつくものを食べると夏負けしない』という民間伝承にヒントを得て、店先に『本日土用の丑の日』の貼り紙を出したところ、そのお店が大繁盛。ほかの店も真似をするようになったといわれています。
ちなみに『うなぎと梅干しは食べ合わせが悪い』という言い伝えがありますが、これは単なる迷信なのだとか。医学的には、梅干しが胃酸を分泌させて「うなぎ」の脂分の消化を助けるので、むしろ相性のよい組み合わせだといえるそうです。7月下旬の土用の丑の頃はますます暑さが厳しくなる時季。おいしい「うなぎ」を食べて、夏本番を元気にのりきりたいですね。

栄養

たんぱく質、ビタミンA、B1、B2、Eが豊富。カルシウムも含む食材です。昔から滋養強壮効果で知られ、夏の暑い時季に食べる習慣があります。

料理

「うな丼」「うな重」はもちろん、「ひつまぶし」や「うな玉丼」、卵焼きの芯に入れた「う巻き」、酢の物にした「うざく」などの料理が一般的。そのほか野菜との炊き合わせや炒め物、混ぜご飯、寿司など、さまざまなお料理で楽しめる食材です。最近ではチーズやトマトなどの洋風の食材と合わせたり、力レー風味などに仕上げたり、食べ方のバリエーションも広がっています。

料理の基本辞典