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おせち料理

毎日の食事で健康に!食事相談Q&A 管理栄養士によるミールカウンセリング

質問:おせち料理には長寿や健康などのいわれがありますが、実際に健康効果はあるのですか?
回答:おせち料理には長寿の国、日本を支えてきた食習慣が詰まっています。

ワンポイントアドバイス

お正月に家族みんなが集まって一年の幸せを祈る…昔からの日本のお正月の過ごし方ですが、その食卓に欠かせないのがおせちです。
一つ一つの料理にはいわれがあり、五穀豊穣、家族の安全と健康、子孫繁栄の祈りが込められています。特におせちに欠かせない黒豆、数の子、田作りは三つ肴とよばれ、黒豆は開運、まめに働く、数の子は子宝に恵まれる、子孫繁栄、田作りはごまめ(五万米)とも呼ばれ豊作を祝うといった意味があります。実際に黒豆はイソフラボンやアントシアニン、田作りはたんぱく質やカルシウム、数の子はビタミンEなどと、若さを保ち健康に役立つ栄養素がたっぷり。そのほかにも昆布、魚介類、根菜類、芋類、こんにゃくなど、四季折々の食材で、なおかつ海、山、野の幸をバランスよく使っており、長寿の国、日本を支えてきた食習慣が詰まっているのがおせちなのです。

お正月はもともと五穀の神様である歳神様を向かえ、その年の豊作を祈る儀式。門松、しめ飾り、鏡餅、おせち料理などはすべて神様をお迎えするための準備です。
日本人の生活もずいぶん様変わりし、お正月本来の意味も薄れてきましたが、家族の幸せ、健康を祈る気持ちは変わらないもの。縁起をかつぐ意味だけでなく、健康のためにもおせちを食べて一年の始まりを迎えましょう。

三つ肴(祝い肴) 田作り 数の子 黒豆 たたきごぼう 数の子 田作り

数の子

ニシンと二親をかけ、両親の健在と子孫繁栄を願います。

田作り

カタクチイワシを肥料にしたところ、大豊作になったということから。同じ理由から関西では五万米(ごまめ)ともよばれます。

たたきごぼう

「細く長く」に通じる縁起物、運が開くように「開きごぼう」と呼ぶことも。

黒豆

まめ=健康に暮らせるように、家族の無病息災を願います。