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夏バテ予防

毎日の食事で健康に!食事相談Q&A 管理栄養士によるミールカウンセリング

質問:夏は暑くてそうめんばかりになってしまいます。
夏バテしないためには、どんなものを合わせてとったらいいですか?(50代女性)
回答:そうめんなど糖質ばかりの食事では、ビタミンB1が不足して体がだるく、疲れやすくなってしまいます。
体を作る良質たんぱく質やビタミン類など夏バテ予防になる食材を合わせましょう。

ワンポイントアドバイス

毎年夏バテや現代版夏バテの冷房病でお悩みの方も多いと思います。暑くなると、だるくて食事をとらなかったり、寝苦しいからと夜更かしを続けたりして、疲れや栄養不足で夏バテしてしまいます。夏バテは慢性疲労のひとつで、基礎体力が落ちている状態なので夏風邪や他の病気になることも。
また、日本の夏は湿度も高く汗をかきやすいため、冷たい水をがぶ飲みしたり、とり過ぎたりして胃酸が薄まり、胃の働きが悪くなり消化不良になる、清涼飲料水は多くの砂糖が使われているのでお腹がすかない、発汗や糖質の多い食事によりビタミン、ミネラルが消費されてだるくなる、冷房のきいた室内と暑い室外の温度差に体の調節機能がついていけず体調を崩す、汗をかかなくなると交感神経がにぶってしまうなども原因となります。思い当たることはいくつあったでしょうか?

気付いたら夏バテしていたと言うことが多いので、この時期は食事の量より質を考えて、夏を元気に過ごしましょう!

夏バテ予防になる栄養素、食材

たんぱく質

しっかりした体を作るのに必要。
肉、魚、卵、乳製品、豆製品など

ビタミンC

体の抵抗力を高めてくれる。
キウイ、じゃがいも、赤、黄ピーマンなど

ビタミンB1

糖質をエネルギーに変えるのに必要。
不足すると乳酸がたまってだるく、疲れやすくなる。
豚肉、ごま、うなぎ、大豆、かつお、玄米など

ビタミンA

体の抵抗力を高めてくれる。
レバー、うなぎ、人参、かぼちゃ、赤ピーマン、にらなど

香味野菜

硫化アリルという成分が含まれ、ビタミンB1の吸収をよくする。
香りが食欲増進に。
玉ねぎ、長ねぎ、にら、にんにく、しょうがなど

ネバネバ野菜

粘り成分が胃粘膜を保護し、弱った胃腸を守る。
たん白質の消化吸収を助ける。
オクラ、山いも、モロヘイヤなど

夏冷えには

発汗作用を促すものや、血行をよくするビタミンEなどを含むもの。
唐辛子、かぼちゃ、にら、にんにく、しょうがなど

酸味の食材

食欲増進、疲労回復になる。
柑橘類、梅、お酢など

おすすめレシピ

ゴーヤチャンプル

夏バテを予防しよう

POINT1

ゴーヤ(にがうり)はビタミンCを多く含み、疲労回復や夏バテ予防に役立ちます。また、苦味成分モモルデシンは胃腸の調子を整え、食欲増進になります。

POINT2

そうめんなど糖質ばかり食べていると、ビタミンB1が不足してだるさが増すことに。豚肉や豆腐、卵など良質たんぱく質もバランス良く摂りましょう。